2023年5月17日水曜日

創世記46.1-7

 創世記46.1-7


神様の導きやご計画は僕らの考えよりずっと高く良いものです。僕らは人知を超えた神様のご計画を知りたいと思います。

神様のことばがはっきり示されたり、神様がすぐ近くに感じる時は、自分の考えや計画を手放した時に与えられやすくなります。反対に自分の考えや経験や計算にこだわり握っている時には神様のことばを聞いていても受け入れなかったり、聞く気が無かったりします。


ヤコブ(イスラエル)は総理大臣となった息子ヨセフに招かれ、エジプトに移住します。エジプトに入る前に彼がしたことは「いけにえを献げる」ことでした。文字通り動物を殺して神様にささげることですが、それは自分を神様に明け渡すことの表現でした。


(1)

イスラエルは、彼に属するものすべてと一緒に旅立った。そしてベエル・シェバに来たとき、父イサクの神にいけにえを献げた。



イスラエルのいけにえは、自分の全てを神様にささげます、という気持ちです。今までの自分の経験や考えとは違う、エジプト移住です。お父さんイサクの時代に神様は「エジプトへは下ってはならない。」と言われています。(創世記26.2)エジプトではなく、ここカナンが将来与えられる相続地であることも何度も聞いてきました。(創世記15.13-14、12.6-7等)でも、今はエジプト移住です。今まで知らなかったことを神様は明確に語ってくださいました。



(2-5)

2,神は、夜の幻の中でイスラエルに「ヤコブよ、ヤコブよ」と語りかけられた。彼は答えた。「はい、ここにおります。」

3,すると神は仰せられた。「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下ることを恐れるな。わたしはそこで、あなたを大いなる国民とする。

4,このわたしが、あなたとともにエジプトに下り、また、このわたしが必ずあなたを再び連れ上る。そしてヨセフが、その手であなたの目を閉じてくれるだろう。」

5,ヤコブはベエル・シェバを出発した。



礼拝とは自分を明け渡すことです。自分の考えも計算も経験も思い込みも一度手放すことです。持ち物もお金も命も神様に明け渡すことが礼拝です。聖書は「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。」と言います。(ローマ12.1)

神様のご計画は僕らの考えよりずっと高く良いものです。自分を手放す時に神様が素晴らしいことを教えてくださり、そして神様のご計画に参加させてくださいます。固まった神様ではなく、毎日新しく教え導いてくださる神様です。今日も自分を手放しましょう。「わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」とおっしゃいます。(イザヤ55.9)今日の1日、僕らの思い通りでなく、神様の思い通りになりますように。ハレルヤ!

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