2024年5月1日水曜日

出エジプト19章

 出エジプト19章


僕らが神様に近づいても安心していられるのは特別な恵みです。聖なる神様は罪がある人間と交わることができないし、神様に近づくだけで人は殺されてしまいます。神様は聖なる恐るべき方です。

イスラエルの人々の前に神様が現れたとき、人々は「みな震え上がった」(16)とあります。地震と雷と炎があり、近づく者は必ず殺されてしまうからです。



(10-13)

10,主はモーセに言われた。「あなたは民のところに行き、今日と明日、彼らを聖別し、自分たちの衣服を洗わせよ。

11,彼らに三日目のために準備させよ。三日目に、主が民全体の目の前でシナイ山に降りて行くからである。

12,あなたは民のために周囲に境を設けて言え。『山に登り、その境界に触れないように注意せよ。山に触れる者は、だれでも必ず殺されなければならない。

13,その人に手を触れてはならない。その人は必ず石で打ち殺されるか、矢で殺されなければならない。獣でも人でも、生かしておいてはならない。』雄羊の角が長く鳴り響くときは、彼らは山に登ることができる。」



(16-18)

16,三日目の朝、雷鳴と稲妻と厚い雲が山の上にあって、角笛の音が非常に高く鳴り響いたので、宿営の中の民はみな震え上がった。

17,モーセは、神に会わせようと、民を宿営から連れ出した。彼らは山のふもとに立った。

18,シナイ山は全山が煙っていた。主が火の中にあって、山の上に降りて来られたからである。煙は、かまどの煙のように立ち上り、山全体が激しく震えた。



今、僕らが神様と一緒にいることに安心と喜びがあるのは特別な恵みです。モーセでさえ、「私は恐れて、震える。」と言いました。(ヘブル12.21)神様は何度も罪人が死なないように、安易に近づかなように警告していました。



(21-23)

21,主はモーセに言われた。「下って行って、民に警告せよ。彼らが見ようとして主の方に押し破って来て、多くの者が滅びることのないように。

22,主に近づく祭司たちも自分自身を聖別しなければならない。主が彼らに怒りを発することのないように。」

23,モーセは主に言った。「民はシナイ山に登ることができません。あなたご自身が私たちに警告して、『山の周りに境を設け、それを聖なるものとせよ』と言われたからです。」



今、僕らが聖なる神様と交わることができるのは、僕らも聖なるものとされたからです。聖なる人は神様と交わることができます。



(5-6)

今、もしあなたがたが確かにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。

あなたがたは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。』これが、イスラエルの子らにあなたが語るべきことばである。」



僕らは神様の声に完璧に聞き従うことがでないにもかかわらず、それでも「祭司の王国、聖なる国民」「わたしの宝」と呼んでくださっています。(1ペテロ2:9)イエス様が僕らの罪を完全に聖めてくださって今はあわれみを受けた者」です。(1ペテロ2.10)僕らは完璧に洗われ、義とされ、聖なるものとされ、神様と交わる神の子、しかも宝の民と呼ばれています。

「御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。」(1ヨハネ1.7)「私たちは、イエスの血によって、大胆にまことの聖所にはいることができるのです。」(ヘブル10.19)安心して神様の近くに行けるのは特別な恵みです。そこにはイエス様の流された血の犠牲があります。もう恐れる必要はありません。神様に滅ぼす権威があります。汚れた人は一瞬で殺されてしまいます。だのに、神様が僕らを受け入れてくださっています。感謝しましょう。全てが恵みです。ハレルヤ!



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