2024年12月6日金曜日

イザヤ63.7-19

 イザヤ63.7-19


苦しい時、がっかりする時、特に時間をとって一人になり静まって、神様がしてくださった恵みを一つ一つ思い出すことが大事です。マザーテレサの言葉です。


「私たちは神を見いだす必要がありますが、騒がしく落ち着かない状態の中で神を見いだすことはできません。 神は沈黙の友です。 自然が一木や花や草が一静けさの中でどのように成長しているかを見なさい。 星や月や太陽が静けさの中でどのように動いているかを見なさい。 私たちは沈黙の祈りの中で受けるものが多いほど、 それだけ多くを実生活の中で与えることができます。人の魂に触れるような生き方をするためには沈黙が必要 なのです。大切なのは私たちが何を語るかではなく、神が私たちに何を語られるか、神が私たちを通して何を語られるかなのです。」

 

イスラエルが敵に攻撃され踏みにじられる時、周りの人々が神様を裏切り悪に堕ちていく時、神様からの怒りと罰を受けていると感じる時、それでも祈ります。祈りの中で、神様が良くしてくださったことをもう一度思い出します。神様はどんな苦しい時も一緒でした。



(イザヤ書 63章7~9節)

私は主の恵みを語り告げる。主の奇しいみわざの数々を。主が与えてくださったすべてのことを。そのあわれみと豊かな恵みにしたがって与えてくださった、イスラエルの家への豊かな恵みを。

主は言われた。「まことに、彼らはわたしの民、偽りのない子たちだ」と。こうして主は彼らの救い主になられた。彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、主の臨在の御使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって、主は彼らを贖い、昔からずっと彼らを背負い、担ってくださった。



こんなに良くしてくださっていました。だのに、神様に逆らい裏切っています。神様は今までも、そしてこれからも良い方です。苦しみを招いているのは、自分たちの高ぶりです。



(イザヤ書 63章10節)

しかし彼らは逆らって、主の聖なる御霊を悲しませたので、主は彼らの敵となり、自ら彼らと戦われた。"



それでも神様はお父さんです。どんなに裏切って悲しませてもお父さんです。だから、やっぱりこのお父さんに憐れみを求め祈ります。



(イザヤ書 63章16~19節)

"まことに、あなたは私たちの父です。たとえ、アブラハムが私たちを知らず、イスラエルが私たちを認めなくても、主よ、あなたは私たちの父です。あなたの御名は、とこしえから「私たちの贖い主」。

主よ。なぜあなたは私たちをあなたの道から迷い出させ、私たちの心を頑なにして、あなたを恐れなくされるのですか。あなたのしもべたち、あなたのゆずりの地の部族のために、どうかお帰りください。

あなたの聖なる民がこの地を所有して間もなく、私たちの敵はあなたの聖所を踏みつけました。

私たちは、とこしえから、あなたに支配されたこともなく、御名で呼ばれたこともない者のようです。"



このお父さんは人の心を変えることができる唯一の神様です。「神は人をみこころのままにあわれみ、またみこころのままに頑なにされる」とあります。(ローマ人への手紙 9章18節)だからと言って神様から離れる罪を神様のせいにはできません。神様は良い方です。「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。」(ヤコブ1.14)


すべての主権を持っているのは神様です。神様だけが人を生かしたり殺したり、神様のもとに戻したりすることができる唯一の方です。その支配権は神様にあります。だから、僕らは祈ります。あんなに良いことばかりしてくださった神様、頑固になってしまっているあの人この人を赦してください。神様のもとに帰るようにしてください、と祈ります。

神様だけがすべての力と恵みを持っています。どんな時も見捨てないお父さんです。そう信じるから祈ります。

祈りは、神様の心と僕らの心が1つになっていくことです。人が神様の敵となる事は神様にとって一番苦しく悲しいことです。



(イザヤ書 63章9節)

"彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、主の臨在の御使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって、主は彼らを贖い、昔からずっと彼らを背負い、担ってくださった。"



今日も神様はお父さんです。神様から離れていく人を1番悲しんでいるのはお父さんです。だから神様と一緒に祈りましょう。憐れみを求めましょう。



(イザヤ書 63章16~17)

"まことに、あなたは私たちの父です。たとえ、アブラハムが私たちを知らず、イスラエルが私たちを認めなくても、主よ、あなたは私たちの父です。あなたの御名は、とこしえから「私たちの贖い主」。

主よ。なぜあなたは私たちをあなたの道から迷い出させ、私たちの心を頑なにして、あなたを恐れなくされるのですか。あなたのしもべたち、あなたのゆずりの地の部族のために、どうかお帰りください。"

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