エゼキエル16.1-22

エゼキエル16.1-22 ゴミのように捨てられてる赤ちゃんがいます。へその緒も切られず、嫌われ、誰にも発見されないまま血だらけで小さな声でもがきながら死んでいく赤ちゃんです。神様と関係のない人はまるでそのようだと言います。そして、イスラエル人たちも最初はそのような存在でした。救われる前は産み捨てられ血だらけで死んでいくだけでした。 （4-5） あなたの生まれについて言えば、あなたが生まれた日に、あなたは、へその緒を切られず、水で洗いきよめられず、塩でこすられず、布で包まれることもなかった。だれもあなたにあわれみをかけず、これらのことの一つでもあなたにしてやって、あなたに同情しようとはしなかった。あなたの生まれた日に、あなたは嫌われ、野に捨てられた。 神様は彼らを見つけ出し、愛し、憐れみ、神様の権威で「生きよ」と言い続けてくださいます。この箇所はイスラエル人たちのことを書いていますが、これは僕らも同じです。孤独の中で死んでいく僕らを神様は見つけ出し、声をかけ、生かし、育ててくださいました。 （6-7） わたしがあなたのそばを通りかかったとき、あなたが自分の血の中でもがいているのを見て、わたしは血に染まったあなたに「生きよ」と言い、血に染まったあなたに、繰り返して「生きよ」と言った。わたしはあなたを野原の新芽のように育て上げた。 神様が見つけ出し、「生きよ」と言われると生きます。今日も神様は僕らに「生きよ」と言っておられます。神様の愛と憐れみ、そして神様の権威によって生かされています。神様はイスラエル人たちを大切に育ててくださいました。同じように僕らも救われ大切に育てられています。 聖書はイスラエル人たちのこと、そして僕らのことも「花嫁」と呼びます。キリストの花嫁でありお姫様のようです。それは愛されて最高に美しくされる身分です。昔は捨てられていたのに、今はとんでもない身分をもらっています。100パーセント神様の選びと愛と憐れみだけです。 （7-14） あなたは成長して大きくなり、十分に成熟して、乳房はふくらみ、髪も伸びた。しかし、あなたは丸裸であった。わたしがそばを通りかかってあなたを見ると、ちょうど、あなたは恋をする年ごろになっていた。わたしは衣の裾をあなたの上に広げ、あなたの裸をおおった。わたしはあなたに誓って、あなたと契りを結んだ──神である主のことば──。そして、あなたはわたしのものとなった。わたしはあなたを水で洗い、あなたの血を洗い落とし、あなたに油を塗った。わたしはまた、あや織りの衣服をあなたに着せ、じゅごんの皮の履き物をはかせ、亜麻布をかぶらせ、絹物でおおった。それから、わたしは飾り物であなたを飾り、腕には腕輪をはめ、首には首飾りをかけ、鼻には鼻輪、両耳には耳輪を着け、頭には輝かしい冠をかぶらせた。あなたは金や銀で飾られ、亜麻布や絹やあや織物を着て、上等の小麦粉や蜜や油を食べた。こうして、あなたは非常に美しくなり、女王の位に進んだ。あなたの美しさのゆえに、あなたの名は国々の間に広まった。それは、わたしがあなたにまとわせた、わたしの飾り物が完全であったからだ──神である主のことば。 今あるもの、立場、食べ物もお金も、健康もいのちも、全部が神様からの愛と恵みです。そして将来、もっともっと美しくされキリストと一緒に栄光を受ける身分が約束されています。今も良いもので溢れていますが、将来は想像を超えた美しさと立場が与えられます。（ローマ10.17-18など）自分で手に入れたものは一つもありません。イスラエル人たちも僕らも同じです。ところが、僕らはそれを忘れて自分の名声かのように高ぶり、神様以外を愛し求め始めます。僕らが高ぶり始める時、それは自分の昔の惨状を忘れたときです。イスラエルの歴史はいつもそうでした。そして僕らもいつもその繰り返しです。 （15） ところが、あなたは自分の美しさに拠り頼み、自分の名声に乗じて姦淫を行い、通りかかる人がいれば、だれにでも身を任せて姦淫をした。 （22） あらゆる忌み嫌うべきことや姦淫をしているとき、あなたは、かつて自分が丸裸のまま、血の中でもがいていた若いころのことを思い出さなかった。 今日、もう一度考えてみましょう。もがいていた時のこと、苦しんでいた時のこと、そこから神様がどのように救い出してくださったかを数えてみましょう。何一つ自分で手にしたものはありません。全部が神様の恵みです。神様100%、私たちは0%です。神様が良くしてくださった一つ一つのことを思い出して感謝すること神様に喜ばれ、祝福される道です。神様がそう願っておられます。どんなに悲惨だったか苦しかったか思い出してみましょう。感謝しましょう！ハレルヤ！ （1テサ5:18） すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 （詩篇 103:2） わがたましいよ。 主をほめたたえよ。 主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。