2022年12月13日火曜日
エゼキエル16.35-43
エゼキエル16.35-43
罪の報酬は死です。(ローマ6.23)神様だけが罪に対して怒り、正しく復讐し、さばく方です。そのさばきは恐ろしく、誰も逆らえないものです。僕らが隠れたやったこともも全部さらけ出されて恥を受ける日が来ます。
イスラエル人たちは神様を知りながら他の男を求めて喘ぐ遊女のように淫行を続けました。自分が慕い求めた男たちは自分を幸せにはしてくれず、神様の怒りの日には彼らによって公開処刑を受けます。
(35-40)
それゆえ、遊女よ、主のことばを聞け。
神である主はこう言われる。あなたは愛人たちや忌み嫌うべき偶像と姦淫をして、自分の恥ずかしいところを見せ、自分の裸をあらわにし、それらに自分の子を献げて血を流したのだ。
それゆえ、見よ。わたしは今、あなたが戯れたすべての愛人たちや、あなたが恋した者や、憎んだ者をすべて寄せ集め、彼らを四方から集めて、あなたの裸を彼らにさらけ出す。彼らは丸裸のあなたを見る。
わたしは、姦通した女と殺人を犯した女に下す罰によってあなたをさばき、ねたみと憤りをもってあなたの血に報いる。
わたしはあなたを彼らの手に委ねる。彼らはあなたの祭儀台を壊し、高台を打ち壊し、あなたの着ている物をはぎ取り、あなたの美しい品々を奪い取り、あなたを丸裸にしておく。彼らは集団をあおってあなたを襲わせ、石であなたを打ち殺し、剣であなたを八つ裂きにする。
自分を満たしてくれると思った偶像や愛人たちは逆に自分をさばき殺す神様の道具となり、イスラエルは愛し求めたはずの相手によって滅ぼされました。これは神様の正しい怒りとさばきでした。罪を楽しみ、罪で満たされようとしたことが逆に自分を殺していくことは今もあることです。薬物の楽しみが自分を破壊し、浮気が家庭も人生も壊し、お金への執着や貪欲や不正が自分を殺します。神様は正しくさばき怒る方です。イスラエルが滅びる姿は神様による公開処刑です。その姿は恐ろしく、それを見る人たちは罪をやめます。そして神様も怒りを静めてくださいます。
(41-42)
そのうえ、あなたの家々を火で焼き、多くの女たちの目の前であなたにさばきを下す。こうして、わたしはあなたの淫行をやめさせる。あなたはもう報酬を支払わなくなる。わたしはあなたに対する憤りを収めるので、わたしのねたみはあなたから離れる。わたしは安んじて、二度と怒ることはない。
同じように悲惨なイエスキリストの悲惨な処刑を聖書は伝えています。
丸裸にされ、四方八方から責められ愚弄され、恥をさらされ、丘の上で十字架に貼り付けてにされて公開処刑を受けているイエス様です。
そのさばきの様子は恐ろしく、それを知った僕らは罪をやめたくなります。
僕らが受けるべき罪とそれによる怒りをイエス様が背負い、身代わりに悲惨な神の怒りとさばきを受けたと聖書は言います。
(イザヤ 53:5)
しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。
彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。
あの悲惨な十字架の姿は僕らが受けるべき神様の怒りとさばきです。イエス様は僕らの罪の身代わりになって死んでくださいました。
世界中のキリスト教会が十字架を掲げる理由は、あの処刑によってあなたの罪は赦された、あなたへの怒りはイエス様が背負ってくださった、と伝えるためです。「わたしはあなたに対する憤りを収めるので、わたしのねたみはあなたから離れる。わたしは安んじて、二度と怒ることはない。」(42)このことばは、イエス様が身代わりに怒りを受けてくださったことで実現しました。
(ローマ5:8-9)
しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。
さばきはイエス様が受けてくださいました。十字架だけが救いです。このことを信じる人は裁かれません。今日も十字架を見て感謝しましょう。神の怒りからの救いは十字架にしかありません。
(ヨハネ3:17-18)
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。
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