僕ら人間は「あの人は立派だから成功した」「あの人はああだから失敗した」と原因を人に求めがちです。今から約3,000年前のダビデは成功した王様ですが、それは彼が立派だったからではなく、全てが神様からの選びと恵みと力だと聖書は言います。
(20-24)
わたしはわたしのしもべダビデを見出しわたしの聖なる油で油を注いだ。
わたしの手は彼とともにあって揺るがずわたしの腕も彼を強くする。(…中略…)わたしは彼の前で彼の敵を打ち砕き彼を憎む者を打ち破る。わたしの真実とわたしの恵みは彼とともにありわたしの名によって彼の角は高く上げられる。
この力と勝利はダビデの子孫にも与えられ続けます。しかもその恵みは「永遠」です。
(28-29)
わたしの恵みを彼のために永遠に保つ。わたしの契約は彼にとって確かなものである。わたしは彼の子孫をいつまでも彼の王座を天の日数のように続かせる。
この恵みと力はダビデや子孫が立派だったからではありません。その理由はただ一つ、神様のことばが真実だからです。たとえダビデの子孫たちが神様を捨て、裏切ることがあったとしても神様が彼らを祝福するその約束は変わりません。神様からの教育的な懲らしめはありますが、恵みがもぎ取られることはないし、神様の約束が変更されることもない、と聖書は言います。恵みの理由は神様の真実さゆえです。
(30-35)
もしその子孫がわたしのおしえを捨てわたしの定めのうちを歩まないなら
またもし彼らがわたしのおきてを破りわたしの命令を守らないなら
わたしは杖をもって彼らの背きをむちをもって彼らの咎を罰する。
しかしわたしは彼から恵みをもぎ取らずわたしの真実を偽らない。
わたしはわたしの契約を汚さない。唇から出たことをわたしは変えない。
わたしはかつてわが聖によって誓った。わたしは決してダビデに偽りを言わないと。
ダビデもダビデの子孫も死にました。ですが、聖書はその子孫の王国は永遠だと言います。
(29)
わたしは彼の子孫をいつまでも彼の王座を天の日数のように続かせる。
(36-37)
彼の子孫はとこしえまでも続く。その王座は太陽のようにわたしの前にあり月のようにとこしえに堅く立つ。
新約聖書によると、このダビデの永遠の祝福と王国とは、イエス様の王国だと説明しています。イエス様は死から復活され、今も生きて支配しておられることが、永遠に王としてご支配し祝福されていることだと言います。
(使徒13:34)
神がイエスを死者の中からよみがえらせて、もはや朽ちることのない方とされたことについては、『わたしはダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える。』というように言われていました。
イエス様の王国は永遠です。そしてイエス様を信じる人への祝福も永遠です。それは神様の約束が真実だからです。人間側の行いによらず、ただ神様の恵みだし選びです。全てが神様から出ています。感謝しましょう!
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