イエス様はボロボロになったダビデ王の家系に生まれました。ダビデ王のお父さんの名前はエッサイです。イエス様が生まれた時にはもうイスラエルの繁栄は終わり、全てが終わったように見えた時代です。そのような時にイエス様はこの地上に生まれました。そのことを「エッサイの根株から新芽が生える」と聖書は言っています。
イエス様には聖霊(神様ご自身の霊)が無限に注がれています。そしてイエス様は今も世界の王として支配しています。
イエス様は約2000年前にこの地上に来られ、今は天におられます。が、もう一度、僕らに見えるように地上に来られます。いつか、は書いていませんが、必ず将来地上に来られます。
その時起こることが今日の箇所に預言されています。
(1-5節)
エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。
その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。正義はその腰の帯となり、真実はその胴の帯となる。
もう一度イエス様が地上に来る時はリアルに(僕らにも見えるように)世界の全てをご支配されます。そのことは新約聖書の黙示録20章に書かれています。なんと、その時には動物たちは人間を傷つけることはなく、その逆もなく、肉食動物は草食となり、自然界も人間界も全てに平和が来ます。なぜなら、神様を知ることがまるで海の水のように世界を覆い、全ての人も自然も神様のご支配の中に入るからです。
(6-9節)
狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていく。
雌牛と熊とは共に草を食べ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。
乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる。
わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。
主を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。
その時、世界中の全ての国はイエス様の知恵と判断を求めてイエス様のところに来ます。その知恵と判断が神様のものだし、イエス様が世界の王だからです。もう災害も戦争もありません。その時に、イエス様はもう一度愛するイスラエル人たちを世界中から集めます。イスラエル人たちの中には分裂分派がありましたが、その時には完全に一つにされます。神様の愛と支配に包まれる時に、人はねたみや怒りから解放されます。神様の愛と支配が完全になり、神様がしてくださったことに感謝するときに、僕ら人間はねたみや欠乏感から解放されます。ねたみや怒りと欠乏感はセットです。
(10-13節)
その日、エッサイの根は、国々の民の旗として立ち、国々は彼を求め、彼のいこう所は栄光に輝く。
その日、主は再び御手を伸ばし、ご自分の民の残りを買い取られる。
残っている者をアッシリヤ、エジプト、パテロス、クシュ、エラム、シヌアル、ハマテ、海の島々から買い取られる。
主は、国々のために旗を揚げ、イスラエルの散らされた者を取り集め、ユダの追い散らされた者を地の四隅から集められる。
エフライムのねたみは去り、ユダに敵する者は断ち切られる。
エフライムはユダをねたまず、ユダもエフライムを敵としない。
世界中からイエス様がいるエルサレムに行けるように、川や海が歩きやすく移動しやすくなるようです。
(15-16節)
主はエジプトの海の入江を干上がらせ、また、その焼けつく風の中に御手を川に向かって振り動かし、それを打って、七つの流れとし、くつばきのままで歩けるようにする。
残される御民の残りの者のためにアッシリヤからの大路が備えられる。
イスラエルがエジプトの国から上って来た日に、イスラエルのために備えられたように。
人間が完全に賛美と感謝で満たされるのは、イエス様の愛と恵みを知り、体験し、満たされる時です。
イエス様が王として世界をご支配される時、僕らは賛美で満たされます。
(12.1-3)
その日、あなたは言おう。
「主よ。感謝します。あなたは、私を怒られたのに、あなたの怒りは去り、私を慰めてくださいました。」
見よ。神は私の救い。私は信頼して恐れることはない。
ヤハ、主は、私の力、私のほめ歌。
私のために救いとなられた。あなたがたは喜びながら救いの泉から水を汲む。
将来を悲観する人は多いようですが、聖書は将来の希望を伝えています。世界はイエス様の再臨によって素晴らしく復活します。今は僕らの世界は闇に満ちています。ですが、イエス様を信じてイエス様を自分の王様として迎え入れた人にはこの喜びがもうスタートしています。
僕らの将来は希望に満ちています。イエス様を信頼しましょう。
消えていくこの世の力でなく、消えることのないイエス様の王権を信頼しましょう。希望に満ちています。ハレルヤ!
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