みんなコロナに気をつけますが、それ以上に罪に気をつけるべきです。罪は感染します。先祖アダムが罪をすることによって、それにならう子孫たちは全員感染して行きました。
(ローマ5.12)
ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がった…
(ガラテヤ5:9)
わずかのパン種が、こねた粉の全体を発酵させるのです。
特にリーダーの罪はクラスターのように全ての人々を悪くします。だから聖書は「ご承知のように、私たち教師は、格別きびしいさばきを受けるのです。」と言います。(ヤコブ3.1)
エルサレムの王となったマナセは神様に反抗し、あらゆる偶像礼拝をしました。
(3-6)
彼は父ヒゼキヤが打ち壊した高き所を築き直し、イスラエルの王アハブがしたように、バアルのためにいくつもの祭壇を築き、アシェラ像を造り、天の万象を拝んでこれに仕えた。こうして彼は、主がかつて「エルサレムにわたしの名を置く」と言われた主の宮に、いくつもの祭壇を築いた。主の宮の二つの庭には、天の万象のために祭壇を築いた。また、自分の子どもに火の中を通らせ、卜占をし、まじないをし、霊媒や口寄せをし、主の目に悪であることを行って、いつも主の怒りを引き起こしていた。王が罪を犯して偶像を拝むことは、個人的な罪で終わらず、国中の人々に罪を犯させることになります。
(9)
しかし、彼らはこれに聞き従わなかった。マナセは彼らを迷わせて、主がイスラエルの子らの前で根絶やしにされた異邦の民よりも、さらに悪いことを行わせた。(…略…)
(16)
マナセは、ユダに罪を犯させて、主の目に悪であることを行わせた罪だけでなく、咎のない者の血まで多量に流したが、それはエルサレムの隅々に満ちるほどであった。
罪をさせる人はもっと悪いです。僕らは差こそありますが、誰かに影響を与えています。僕らの罪はそこに所属する人に悪い影響を与えます。マナセの罪は国中を悪くしました。まさに「わずかのパン種が、こねた粉の全体を発酵させるのです。」(ガラテヤ5.9)このあとマナセの罪は国中を堕落させ、ついには神様によって国は失われ滅ぼされて行きます。
僕らにも罪があります。それを放置し発酵させ大きくさせてはいけません。心の中の小さな偶像礼拝はやがて大きくなり周りに悪影響を与えるようになってしまいます。特にリーダーの罪は大きく影響します。マナセは神様の住まいである神殿に偶像をおきました。僕らの体も教会も主の住まいです。
(4)
主がかつて「エルサレムにわたしの名を置く」と言われた主の宮に、いくつもの祭壇を築いた。主の宮の二つの庭には、天の万象のために祭壇を築いた。
(7)
彼はまた、自分が造ったアシェラの彫像を宮に安置した。主はかつてこの宮について、ダビデとその子ソロモンに言われた。「わたしは、この宮に、そしてわたしがイスラエルの全部族の中から選んだエルサレムに、わたしの名をとこしえに置く。
僕らの体は主の宮です。「あなたがたのからだはキリストのからだの一部である」(1コリント6.15)とあります。そして教会も主の宮です。自分を調べ、偶像礼拝の小さな芽を見つけたらすぐに捨てましょう。罪は自分に関わる多くの人たちを汚します。特にリーダーは気をつけて自分を吟味する必要があります。結局エルサレムもマナセも滅ぼされてしまいます。しかも、神様によって、です。
(14)
わたしは、わたしのゆずりの民の残りの者を捨て去り、彼らを敵の手に渡す。彼らはそのすべての敵の餌食となって奪い取られる。
罪を放置しても何の良いこともありません。今日も僕らが聖なるものとされて行きますように!
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