2023年3月1日水曜日

マルコの福音書1.1-11

 マルコの福音書1.1-11

聖書が僕らに伝えているのは「福音」です。「福音」とは「良い知らせ」という意味です。
1 神の子イエス・キリストの福音(良い知らせ)のはじめ。
神様はこの良い知らせを紀元前から僕らに伝えています。神様のことばは紀元前700年くらいの預言者イザヤが伝え、それは記録されました。
2 預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ。わたし(神様)は使いをあなた(イエスキリスト)の前に遣わし、あなたの道を整えさせよう。
神様がイエス様の前に「使い」をつかわします。その「使い」がヨハネという人でした。この人は預言通りにイエス様が来る準備をした人です。
3 そのとおりに、
4 バプテスマのヨハネが荒野に現われて、罪が赦されるための悔い改めのバプテスマを説いた。
神様が伝えているのは「罪はゆるされるよ」というメッセージです。
赦されるためにはまず罪を認めることです。そして、それを神様に謝ってそれを止めることです。そのことを聖書は「悔い改め」と言います。ヨハネは罪を告白して神様に謝った人たちにバプテスマ(洗礼)をしていました。
5 そこでユダヤ全国の人々とエルサレムの全住民が彼のところへ行き、自分の罪を告白して、ヨルダン川で彼からバプテスマを受けていた。
神様のメッセージは僕らが赦されるだけではなく、本当の姿に変えられていくことです。イエス様は僕らを本来の良い人に変えてくださいます。イエス様は「聖霊」を与えてくださいます。「聖霊」は神様ご自身の霊です。つまり、イエス様を信じた人は神様の霊が与えられ、新しい心に変えられていきます。
8 私(ヨハネ)はあなたがたに水でバプテスマを授けましたが、その方(イエス様)は、あなたがたに聖霊のバプテスマをお授けになります。」
人間の本来の姿とは、神様に愛され、神様を愛し、互いに愛し合う姿です。イエス様は本来の人間の完全な姿です。
イエス様に罪はありません。が、バプテスマを受け、聖霊に満たされ、神様に愛されて喜ばれていることがハッキリとわかりました。
9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。
10 そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。
11 そして天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」
イエス様は僕ら人間の完全な本来の姿を現してくださいました。イエス様は御霊に満たされ、神様に愛され、喜ばれています。そのように、イエス様を信じた僕らも御霊に満たされ、神様に愛され、喜ばれます。
天から「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」という声がイエス様にありました。そして、愛のことばは、僕らにも言われています。
(ヨハネ15:9)
父(神様)がわたし(イエス様)を愛されたように、わたし(イエス様)もあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。
聖書が伝えているのは「福音」つまり「良い知らせ」です。イエス様は僕らの罪を赦し、僕らを本来の姿に変えてくださいます。イエス様と神様は完全な愛の交わりでつながっていました。そして、僕らもその神様の愛の交わりに入れられています。
今日も神様は僕らにも言ってくださいます。自分の名前を入れて読んでみましょう。「(   )は、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」
罪は認めて告白しやめましょう。罪は赦されます。そしてますますイエス様に似ていくことを求めましょう。本来の僕らは神様に愛され愛する人です。もともとはそのように作られています。
(創世記 1:27)
神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
どんなにひどく歪んでもだんだん直ります。
聖書は「福音」「良い知らせ」です。ハレルヤ!

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