詩篇18.1-29

 詩篇18.1-29

詩篇は祈りのお手本です。ダビデはサウルという王様(しかも自分が愛し仕えてきた上司です。)に憎まれ、命を狙われ続け、洞穴での逃亡生活を何年もするしかありませんでした。それでも神様が守り助け出してくださったことを感謝しているのがこの詩篇です。

ダビデは命が狙われる時に、神様に求め、神様に逃げ込みました。だから、次のように彼は感謝します。

1 彼はこう言った。主、わが力。私は、あなたを慕います。

2 主はわが巌(大きな岩山)、わがとりで(敵の攻撃を防ぐための高い壁がある場所)、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。

わが盾、わが救いの角(角は力や権威)、わがやぐら。(敵の動向を見る塔)

3 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。

逃亡生活をするダビデよりも、追いかける現役のプロの軍隊の方が強いです。ダビデはまるで死に縛られて動けなくなるかのようです。それでも、どんなに危機的な状況でも、神様に叫び求める人を助け出してくださいます。神様は愛する人を放っておくことはありません。

4 死の綱は私を取り巻き(死に向かって引っ張る綱)、滅びの川は、私を恐れさせた。

5 よみ(死後の世界)の綱は私を取り囲み、死のわなは私に立ち向かった。

6 私は苦しみの中に主を呼び求め、助けを求めてわが神に叫んだ。

主はその宮で私の声を聞かれ、御前に助けを求めた私の叫びは、御耳に届いた。

ダビデ自身は弱い人間です。でも、神様は無敵です。勝利はダビデのものではなく、神様のものでした。

16 主は、いと高き所から御手を伸べて私を捕え、私を大水から引き上げられた。

17 主は私の強い敵と、私を憎む者とから私を救い出された。

彼らは私より強かったから。

18 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。

だが、主は私のささえであった。

僕らも苦しみに会うことや絶望的な状況になることがあります。僕らには勝てる方法がなくても神様はもう勝利しています。この神様に信頼し、神様に愛されている人は勝利決定です。どんなにひどいことがあっても、神様が僕らを愛してくださっています。愛する僕らを放っておくはずがありません。神様に愛され喜ばれる人は無敵です。

19 主は私を広い所に連れ出し、私を助け出された。

主が私を喜びとされたから。

今日も神様との関係を何よりも求めましょう。神様は無敵です。この神様に喜ばれているなら、無敵です。イエス様とつながる人の敵は、神様の敵です。安心しましょう。僕らをのろう人がいたら、その人は神様に敵対する人です。安心しましょう。苦しみはありますが勝利は決定しています。ハレルヤ！

(旧約聖書　創世 12:3)

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。