詩篇18.30-50
「すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至る」と聖書はいいます。(ローマ11.36)全ての存在の源は神様で、『わたしはある。』という方です。(出エジプト3.14)命も力も出来事も全てこの方の手の中にあります。だから神様は「わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」「御名が聖なるものとされますように。」と祈りなさい、と言われます。僕らが神様だけを求め、神様だけに頼るためです。もちろん準備や助けてくれる人や便利な道具やお金も必要ですが、それらをちょうど良く与えてくださるのは神様です。
ダビデはサウル王に命を狙われ、いつも逃亡生活を強いられていました。苦しくて危険で、他に頼るものがないからこそ神様の助けと力の確かさを知らされる逃亡生活でした。彼はすべての敵の手、特にサウルの手から救い出された日にこの詩篇を歌います。
(31-36)31,主のほかにだれが神でしょうか。私たちの神を除いてだれが岩でしょうか。32,神は私に力を帯びさせ私の道を全きものとされます。33,主は私の足を雌鹿のようにし高い所に立たせてくださいます。34,戦いのために私の手を鍛え腕が青銅の弓も引けるようにしてくださいます。35,あなたは御救いの盾を私に下さいます。あなたの右の手は私を支えあなたの謙遜は私を大きくします。36,あなたは私の歩みを大きくし私のくるぶしはゆるみません。
ダビデが生き延びることができたのは神様のおかげです。必要な力も訓練も与えてくださったのは神様です。自分を憎み殺そうとする敵が滅んでいくのも神様の恵みでした。
(40-42)40,あなたは敵が私を憎む者どもが私に背を見せるようにされました。私は彼らを滅ぼしました。41,彼らが主に叫び求めても救う者はなく答えもありませんでした。42,風の前のちりのように私は彼らを粉々に砕き道の泥のように除き去りました。
ダビデは王様になりましたが、威張ることをしません。いや、できません。全てが神様の力であり神様の恵みであることを知っているからです。
(43-38)43,あなたは民の争いから私を助け出し国々のかしらに任じられました。私の知らなかった民が私に仕えます。44,彼らは耳で聞くとすぐ私に聞き従います。異国の人々は私にへつらいます。45,異国の人々は打ちしおれ砦から震えて出て来ます。46,主は生きておられる。ほむべきかなわが岩。あがむべきかなわが救いの神。47,この神は私のために復讐する方。諸国の民を私のもとに従わせてくださる。48,神は敵から私を助け出される方。実にあなたは向かい立つ者から私を引き上げ不法を行う者から救い出してくださいます。
ダビデがすることは、ただただ神様「だけ」を賛美することです。賛美は、神様がどんなに素晴らしいお方か語り、宣言し、歌い、感謝することです。
(49)49,それゆえ主よ私は国々の間であなたをほめたたえます。あなたの御名をほめ歌います。
ダビデの神様は僕らの神様です。今日も僕らの命も力も神様から与えられます。苦しいことも悲しいことも神様だけを呼び求め、神様を偉大さを体験するためのプロセスです。主のほかに救いはありません。主のほかに頼るべきものはありません。今日は賛美の日、信頼する日、祈る日、求める日、感謝する日です。主の御名が聖なるものとされますように。ハレルヤ!
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