1コリント3.1-9
タネが発芽し、成長し実らせるのは神様だけができることです。でも、そのプロセスに人間も参加させてもらえます。畑をおこしタネを蒔いて、水をやるのは人です。神様のいのちの営みに人も参加させてもらえるのは光栄です。
同じように、神の子どもを生まれさせ、成長させるのは神様だけがなさることです。ですが、神様はそれに僕らを参加させてくれます。タネを蒔き水をやるように、福音の種を蒔き、教え、育てます。他にもいろんな役目が用いられます。持ち場も内容もそれぞれにちょうどよく与えられます。神様は僕らを用いてチームとして働かれる方です。でも、大切なのは成長させてくださる神様です。
(5-9)
5,アポロとは何なのでしょう。パウロとは何なのでしょう。あなたがたが信じるために用いられた奉仕者であって、主がそれぞれに与えられたとおりのことをしたのです。
6,私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
7,ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。
8,植える者と水を注ぐ者は一つとなって働き、それぞれ自分の労苦に応じて自分の報酬を受けるのです。
9,私たちは神のために働く同労者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。
神様よりも指導者にばかり注目してしまうのは霊的に幼い証拠です。御霊はイエス様に注目させ、イエス様の栄光を表します。(ヨハネ16.14)御霊は妬みや争いではなく、愛と平和を与えます。(ガラテヤ5章)だから、人に注目してしまうのは、御霊の中にいないことの証拠です。
(1-4)
1,兄弟たち。私はあなたがたに、御霊に属する人に対するようには語ることができずに、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように語りました。
2,私はあなたがたには乳を飲ませ、固い食物を与えませんでした。あなたがたには、まだ無理だったからです。実は、今でもまだ無理なのです。
3,あなたがたは、まだ肉の人だからです。あなたがたの間にはねたみや争いがあるのですから、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいることにならないでしょうか。
4,ある人は「私はパウロにつく」と言い、別の人は「私はアポロに」と言っているのであれば、あなたがたは、ただの人ではありませんか。
コリント教会は推しの先生に分かれて派閥争いをしていました。あの先生のここがダメ、というネタは美味しい食べ物のようです。(箴言26.22)暴露し罪の告発するのはサタンの仕事であって御霊の働きではありません。(黙示録12.10)御霊は主の栄光を表し、キリストの十字架による赦しに注目させ、愛と平和と一致をもたらします。(1.22-24)肉の働きは人間の知恵や力に注目させ、人間の栄光を求めさせます。また、肉の働きは欠点や罪に注目させ、十字架による赦しの恵みを忘れさせます。僕らも今、何に注目しているか考えてみましょう。それによって御霊の導きか、肉に支配されているかがわかります。
有名な牧師もカルヴァンもルターもウエスレーも神様に一時的に役目を与えられたしもべに過ぎません。イエス様はおっしゃいます。「自分に言いつけられたことをみな、してしまったら、『私たちは役に立たないしもべです。なすべきことをしただけです。』と言いなさい。」(ルカ17.10)
僕らがすべきは先生を自慢することでも、欠点を見つけてけなすことでもありません。神様に感謝と賛美を捧げることです。今日も主だけを見上げ讃えましょう。「大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。」ハレルヤ!
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