2024年1月29日月曜日

マタイ12.38-50

 マタイ12.38-50


相手が信用できないと「じゃ証拠見せて。」とか、「LINEの記録見せて」など証拠を求めます。そもそも疑ってるからです。これは安心や愛や喜びのない世界です。夫婦でも友人でも、安心できない関係ほどカタチを必要とします。僕らと神様の関係も同じです。神様が信用できない人は証拠を欲しがります。反対に、愛され、喜ばれていることがわかる人はそんなのなくても安心してます。律法学者たちはイエス様を疑っていました。信用できないのでしるし(証拠としての奇跡)を見せてください、と要求します。



38節から39節)

そのとき、律法学者、パリサイ人のうちの何人かがイエスに「先生、あなたからしるしを見せていただきたい」と言った。

しかし、イエスは答えられた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めますが、しるしは与えられません。



イエス様は証拠を求めることを「悪い、姦淫の時代」と呼びます。姦淫とは浮気であり相手に対する愛のなさ、不信感のことです。だから調査しようとし、証拠を求めます。これが悪い、愛と信頼のない時代です。


反対に、イエス様を信頼して喜びと平安が与えられる人たちもいます。その人は神様への愛も神様からも愛も与えられます。証拠なんて不要です。信じた人はそのような神様の子どもです。愛され喜ばれている特権が与えられた子です。その人には平安と喜びが溢れています。



(ヨハネの福音書112-13節)

この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。 この人々は(…中略…)ただ、神によって生まれたのである。 



イエス様を信じた人の中には御霊が住んでいます。イエス様と神様が愛し合い信頼し合い一つであるように、僕らも同じように神様を信頼し、愛し愛され、「アバ」(お父さん、愛するパパ、という幼児のことば)と呼ぶようになります。御霊が僕らに住んでいつも「子どもだよ、愛されているよ」と教え続けてくださいます。



(ローマ人の手紙8章14-15節)

14,神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。

15,あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。

16,御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。



ここに恐怖や不信感はありません。教会の仲間たちはそのような神様の子どもです。あの人も、この人も同じように神様の子どもです。僕らの兄弟であり姉妹であり家族です。イエス様はおっしゃいました。



48節から50節)

48,イエスはそう言っている人に答えて、「わたしの母とはだれでしょうか。わたしの兄弟たちとはだれでしょうか」と言われた。

49,それから、イエスは弟子たちの方に手を伸ばして言われた。「見なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。

50,だれでも天におられるわたしの父のみこころを行うなら、その人こそわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」



いくら癒しの奇跡を体験していも、悪霊が追い出される体験をしても、イエス様を信じて御霊を心にお迎えしない限りはこの愛と喜びと平安は与えられません。イエス様の時代、たくさんの人たちが病気が癒され悪霊が追い出される奇跡を体験しました。それでもイエス様を信じなかった人の心は空家のようです。空き家を放置すると傷みます。虫も小動物も住み始めます。空き巣にも狙われます。同じように、イエス様をお迎えしなければ、その人の心はまるで空き家のようです。



43節から45節)

43,汚れた霊は人から出て行くと、水のない地をさまよって休み場を探します。でも見つからず、

44,『出て来た自分の家に帰ろう』と言います。帰って見ると、家は空いていて、掃除されてきちんと片付いています。

45,そこで出かけて行って、自分よりも悪い、七つのほかの霊を連れて来て、入り込んでそこに住みつきます。そうなると、その人の最後の状態は初めよりも悪くなるのです。この悪い時代にも、そのようなことが起こります。」



僕らはイエス様を信じ聖霊が僕らを家として住んでくださっています。もう空き家ではありません。僕らは神様の家です。安心して「お父さん」と呼びましょう。愛されている子です。周りにも同じく愛されている子どもたちがいます。聖霊は僕らに愛と信頼を与えてくださいます。もうカタチを欲しがらなくても大丈夫です。いるだけで喜ばれている子どもです。僕らの内側に新しい心が与えられ神様のみこころの愛の言動を行うようになります。「天におられるわたしの父のみこころを行うなら、その人こそわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」(50)今日も僕らは神様に愛される家族です。疑わなくても、証拠を欲しがらなくても大丈夫です。ハレルヤ!




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