2024年5月13日月曜日

出エジプト28.1-12

 出エジプト28.1-12


今日もイエス様は僕らの名前を挙げて祈ってくださる方です。「イエスは永遠に存在されるので、変わることがない祭司職を持っておられます。(…中略…)いつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。」と聖書は言います。(ヘブル人への手紙 7章24~25節)僕らが祈れない日も、イエス様が名前を挙げて祈ってくださっています。


旧約時代に造るように書かれている会見の天幕や祭司の様子は、天国の模型のようです。(ヘブル人への手紙8章5節) 大祭司の服の両肩にはイスラエル人たちの名前が刻まれた宝石があり、大祭司は彼らの名前を背負うようにして神様の前に出て祈ります。イスラエル人たちがたとえどんなに愚かでも欠点があっても、神様の愛する子どもとしてその名前は忘れられることはありませんでした。いつも神様の前で祈られていました。



(1-3節)

1,あなたは、イスラエルの子らの中から、あなたの兄弟アロンと、彼とともにいる彼の息子たちのナダブとアビフ、エルアザルとイタマルをあなたの近くに来させ、祭司としてわたしに仕えさせよ。

2,また、あなたの兄弟アロンのために、栄光と美を表す聖なる装束を作れ。

3,あなたは、わたしが知恵の霊を満たした、心に知恵ある者たちに告げて、彼らにアロンの装束を作らせなさい。彼を聖別し、祭司としてわたしに仕えさせるためである。



(9-12節)

9,二つの縞めのうを取り、その上にイスラエルの息子たちの名を刻む。

10,六つの名を一つの石に、残りの六つの名をもう一つの石に、生まれた順に刻む。

11,印章を彫る宝石細工を施して、イスラエルの息子たちの名をその二つの石に彫り、それぞれを金縁の細工の中にはめ込む。

12,その二つの石をエポデの肩当てに付け、イスラエルの息子たちが覚えられるための石とする。アロンは主の前で、彼らの名が覚えられるように両肩に載せる。



祭司の仕事は「イスラエルの息子たちが覚えられるため」「彼らの名が覚えられるように」(12)することです。同じように、イエス様は大祭司として、僕らの名前が覚えられるように祈ってくださっています。僕らの名前は天に書き記され「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」とイエス様は言われます。(ルカ10.20)また、まるで母親が自分の子を忘れることがないのと同じように、「このわたしは、あなたを忘れない。見よ、わたしは手のひらにあなたを刻んだ。」と言われています。(イザヤ49.15-16)他の人に忘れられてもイエス様が僕らを忘れることがありません。


また、僕らも祭司の役目が与えられています。クリスチャンはみんな祭司です。(1ペテロ2.5、黙示録1.6など)祈ることのできない家族、仲間、職場や学校の仲間のために名前を神様の前に運ぶ役目が与えられていて、神様はその祈りに答えてくださいます。僕らもイエス様と一緒にこの世界のために祈る祭司とされました。今日も家族の名前を、友達、同僚の名前を挙げましょう。祈ることこそ僕らの本業、祭司の本業です。主は祈りに答えてくださいます。周りの人たちの名前を神様の前に運ぶことが僕らの使命です。ハレルヤ!






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