悪魔との戦い必勝法 エペソ6.10-20
神様が聖書を通して今日皆さんに伝えたいことは、悪魔に対してちゃんと防御して勝利してください、ということです。ちゃんと防備をしていればやられることはありません。今から準備してください。狙われているけど、それでも必ず勝利できるから、神様が全てを成し遂げて固く立ててくれるから大丈夫です。
(13)
ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、一切を成し遂げて堅く立つことができるように、神のすべての武具を取りなさい。
●問題や人と戦うのではなく、支配している悪魔に対して戦います。
私たちがお金の問題、人間関係の問題、トラブルはいろいろあります。でもこれら全部、人に対して向かう問題ではありません。トラブル対策よりも実は悪霊対策、悪魔対策を私たちはまず考えるべきです。私たちが戦っているのは誰かさんと戦っているのではない、と聖書はいいます。
(11-12)
11,悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。
12,私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。
「悪魔の策略に対して」とあります。悪魔は悪そうに近づきません。むしろ僕らが警戒を解くように、よく見せて近づきます。人を騙す時も同じですね。良いことを言う、親切に、魅力的に、近づくことです。人をまず信用させて警戒を解かせます。悪魔は悪そうに、意地悪そうにきません。
悪魔はこの世界を支配し、クリスチャンも支配し、クリスチャンもコントロールしようとすることがわかります。聖書は「この世の支配者たち」といいます。
(12)
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。
悪魔の目的は、この世界をコントロールし、できればクリスチャンもコントロールし世界征服することです。ですが、それは無理です。この世界は神様が作り、神様のものです。私たちの王様はイエス・キリストです。私の王はただ1人イエスキリストです。私たちに恵みを与え、祝福を与え、幸せにし、永遠の命を与えるのはただ1人イエスキリストです。
悪魔は同じようにいいます。私があなたを祝福し、私があなたに恵みを与え、私はあなたを幸せにし、私はあなたに命を与えると言います。騙して支配するためです。だから言うこと聞いてみて、といいます。目の欲、肉の欲を満足させてあげるよ、暮らしむきの自慢をさせてあげるよ、と提供します。
大体詐欺とかカルト教団の勧誘は最初に言われる事は「他の人に言わないでくださいね」「あなただけの特典です」「他の人に言うとこの祝福がなくなってしまいます」など、よく聞きます。
悪魔の目的は神様と切ることです。そのためには神様の家族である教会と切ることです。そうしたらこの人は弱くなるし騙しやすくなるからです。私があなたを幸せにしますから、もう教会はいりません。もう神様はいりませんといいます。上手にコントロールして僕らを支配しようとします。
実際に肉欲とか目の欲とか、この世の満足に浸らせてくれて、いい思いさせてくれるかもしれません。高慢にさせてくれるかもしれません。でも、その先にか絶望が待っています。
僕らが戦ってるのは人と戦っているのではありません。あの人こう言った、あの人が問題だ、そういうことはたくさんあります。戦争があり飢饉があり愛が冷えていく、と聖書はいいます。その裏でそうさせている悪魔の力があります。僕らが神様と切れることは、愛と切れることです。平安と切れるということです。神様と切れると自分の知恵と知識だけにより頼み、自分が正しいと思い、他の人とうまくいかなくなることです。神様から切れた人の特徴をまとめてみました。
①他の人を見下す。あるいは他の人と比べてひがむ
②問題を人のせいにして攻撃する。あるいは自分を責めて落ち込む
③自分の業績、自分のやり方、自分なりの解決にこだわる。満足するか落胆する。
④成功や祝福は、自分の正しさよると思う。満足するか落胆する。
悪魔は上手です。上手に騙して神様から切ります。人は神様から離れ満足して高ぶるけども、それも束の間です。絶望が待っています。「悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。」と聖書はいいます。これらを身につけていれば絶対大丈夫です。
1 真理の帯 2 正義の胸当て 3 福音の備え 4 信仰の盾 5 救いのかぶと 6 御霊の剣
7 祈り
まとめると、1-6は神様の言葉です。みことばです。7は祈り、つまり、勝利と保護はみことばと祈りによります。一つ一つに豊かな恵みと保護があります。
●真理の帯
(14)そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
真理とは、イエス様のことばです。神様のことばは真理、御霊は真理を与えてくれます。聖書は真理です。
反対に偽りとは悪魔に支配された言われた人の言葉です。人間的な善悪の知識です。非常に賢く見えます。悪魔は最初から騙していいました。「あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになる」(創世記3.5)アダムは悪魔に騙されました。私は目が開かれている、私は善悪をわかっている、私の判断は正しい、私は真実を語っている、などなど、人間は神様から離れ、高ぶって人を裁き人を見下すようになりました。
クリスチャンとは、悔い改めて、もう一度もう一度神様の声を聞くようになった人です。
悪魔の策略を私たちは知らされています。悪魔は今でも、クリスチャンに対しても、いつも神の真実の言葉より、あなた方が目が開かれていると言って誘惑します。
それで私たちはいつも聖書の言葉をないがしろにし、人の言葉を優先します。会社ではこれが常識だ、最先端の技術では、こうだ。教会は幼稚だ、天然だ、ばかだ、わかってない、と思います。僕も最初の頃「教会は幼稚だ」と思っていました。ところが、なんと、聖書は教会は真理の柱、といいます。
(1テモテ3.15)
教会は、真理の柱また土台です。
びっくりです。こんなに知恵のない人、力のない人の集まりなのに、これこそが真理の柱だといいます。
神様は真理を表すのに、わざわざ知恵のない人、愚かな人を用いるようです。人が誇り高ぶらないためです。
(1コリント 1:26-29)
兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。
しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。
これは、神の御前でだれをも誇らせないためです。
神様は愚かな者たちを集めて、そこに真理の言葉を預けてくださっています。人を誇らせないためです。だから人の知恵ではなく、神様から与えられた真理の帯を締めなさい。神の言葉に立ちなさい。といいます。それが1番大事です。真理の帯をぎゅっと巻き付けなさい、です。まずは神の言葉、神の真実、イエスキリストの言葉に立ってください。
しかも、その真理の言葉は福音です。良い知らせ、命の言葉です。
必ず勝利します。必ずゆるさされます。きよめられます。あなたは愛されています。この真理の帯をまず巻き付けてください、体の一番大事なところに、中心に、ぎゅっと。巻き付けてください。悪魔は真理の言葉には勝てません。
●正義の胸当て
(14)そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
胸には正義の胸当てです。
槍が刺されても刺されない。矢が刺さっても刺さらない。これが胸当てです。今で言ったら防弾チョッキです。貫通しないんです。悪魔がいくら攻撃し嘘を言ってきても心まで貫通しないんです。
「正義の胸当て」の「正義」とはイエス様が与えてくださる「義」です。正しさです。自分が偉い、ではなく、イエス様が与えてくださる義です。あなたは正しいと認められた、という正義です。
この正義はイエス様が与えてくださる私たちの新しい立場です。イエスが私たちのことを無罪と呼んでくださいます。私たちのことを完全にきよめられたと見なしてくださっています。あなたは新しくなったと言ってくださいます。あなたは愛されてると言ってくださいます。これが神様との正義の関係、神様が与えてくださっている正しい関係です。
リビングバイブルは「神様の承認という胸当てをつけなければなりません」と意訳しています。神様が僕らを承認してくれています。それで十分です。
●平和の福音の備え
(15)足には平和の福音の備えをはきなさい。
平和の福音。イエス様があなたを赦してくれて、もう怒っていません。神様との間は平和です。これは良い知らせです。あなたは神様の子どもです。神様は良いものを与え、将来神様から受け継ぐ栄光は想像を超えている、と聖書はいいます。
僕は前からどうして「備え」なんだろう?と思っていました。福音を履きなさい、だけでいいのに、と。でも今回発見しました。今準備なんです。備えなんです。神様にゆるされています。平和が与えられます。栄光も与えられます。これが福音です。良い知らせです。祝福されます。これが福音です。ですが、今まだ、準備中です。それを履いて歩きなさい。必ず全部与えられるから、その準備のために歩きなさい、ということです。
まだ神様の子どもとしての全部を手に入れたわけじゃなく、でも、将来は全てを手にします。福音を知っているし赦されていることも知ってます。きよめられるのも知ってます。でも今はまだ、準備中、その途中です。完成に向かって準備中の靴を履いて、ちゃんと歩きなさい、ってことです。勝利に向かって歩きなさい、ってことです。
福音を聞いても歩かない人がいます。
福音を聞いても、「ふーんそうなんだ」で終わって、行動に移さない人がいます。
オリンピックで金メダル取る人は準備をします。何にも準備しないでいきなり金メダル取る人はいないんです。準備するんです。何年も何年も。それでもメダル取れるかどうかわかない。
同じように僕らは勝利が確定しています。だから、今から備えを履いて歩きなさいと言うことです。
聞いても従わない人、聞いても動かない人、それは砂の上に家を建てた人のようだとイエス様をはおっしゃいます。
(マタイ 7:26-27)
また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なわない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」
聞いて従って歩んで準備して行く人は岩の上に立てた家のようです。洪水が来てもその家はびくともしませんでした。
(マタイ 7:24-25)
だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。
今全部手に入れたわけじゃないけど、今あるところから福音に向かって、平和と栄光に向かっていつも歩きなさいといいます。準備するために時間を使いなさい、行動しなさい、ということです。
●信仰の盾
(16)これらすべての上に、信仰の盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢をすべて消すことができます。
一番大事なのは、この福音を信じるということです。この神様が与えて下さった赦しと愛を信じるということです。真理の言葉を信じるということです。そうすると悪魔がどんなに恐ろしいミサイルを発射してきてもそれを消すことができます。
悪魔は情報戦です。悪魔の発信している情報は信じなくていいです。信じてはいけません。私は神様の真理の言葉を信じます。これが信仰の盾です。その時に悪魔が発信する嘘情報が消えていきます。
●救いのかぶと
(17)救いのかぶとをかぶり、
救いのヘルメットかぶってください。救いのかぶとをかぶってください。イエス様以外この方以外に救いはありません。聖書はいいます。
(使徒 4:12) この方以外には、だれによっても救いはありません。
悪魔はイエス様以外の救いを提供します。この世の解決を提供します。しかし聖書はこの方以外に救いはない。この方以外に癒しはない。この方以外に勝利はないと断言します。そのヘルメットは着用義務です。このヘルメットかぶっていれば絶対に大丈夫です。
悪魔は偽りの父です。イエス様でさえ誘惑されました。
(ルカ4.4)
「あなたが神の子なら、この石に、パンになれと言いつけなさい。」
イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではない。』と書いてある。」
まずは食事でしょう。まずあなたの収入でしょう。
そうやって正当なことで神様の言葉以外で安全を手に入れ優先するように誘惑します。
僕らにも同じように誘惑します。救いはまずは収入でしょう。
会社が忙しいからディボーションする余裕がないしょう。礼拝にはいけません。会社の責任者なんだからしょうがないね。そうやって正当なこと言って神の真理から上手に離していきます。
救いのヘルメットが、イエス・キリストではなく、この世のお金、この世の仕事があなたを救う、食事があなたを救う、と他のものを提供します。悪魔は上手に誘惑します。
まるでお湯の中にカエルを入れたらびっくりしてすぐ逃げていくけども、
カエルが入った水を少しずつ温めていくと、いつの間にか蛙が死にます。慣れていくうちに、自分が死ぬことにも気がつかないかのようです。そのように悪魔は上手に慣れさせていきます。これはしょうがないんだ。聖書読まなくても仕方がないんだ。それでいいんだよ。礼拝できなくてもいいんだ。集まらなくてもいいんだ。それでいいんだよ。ならしていきます。そしてまたそれに賛同する声をいっぱい聞かせます。いいんだよ。神様に従わなくても。そうやって人を神様から離して上手に殺します。
一番大事なのは、イエスキリストの真理の言葉に立つことです。そしてイエスキリスト以外には救いはないと言うヘルメットを着用することです。
私に従うならこの世のすべての栄光あなたにあげるよ。私に仕えてごらん、お金あげるから、権力もあげるから、と誘惑します。この世の救いを提供するのが悪魔です。
(ルカ 4:6-8) こう言った。「この、国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。
ですから、もしあなたが私を拝むなら、すべてをあなたのものとしましょう。」
イエスは答えて言われた。「『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えなさい。』と書いてある。」
イエス様以外に救いはありません。
●御霊の剣=神のことば
唯一の攻撃は神様のことばです。
(17)御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。
悪魔に対して対決するとき、大声上げなくても大丈夫です。
ちゃんと聖書のみことばに立ち、聖書のみことばで宣言するなら悪魔は逃げていきます。
イエス様が「下がれサタン」と言ったら下がります。大声で盛り上げなくても大丈夫です。
唯一の攻撃は神の言葉です。神の言葉は勝利です。イエスもいつも神の言葉で勝利しました。
私たちが神の言葉を受け取らなければ、真理の帯を締めなければ何を探すと思いますか?
人間の知恵の中だけで賛同者を探すんです。聖書のこと言わない人に相談するんです。
悪魔の策略は僕らにもあります。そんな悪魔に対する唯一の攻撃はみことばを宣言することです。
僕らが相談すべきは御言葉に戻してくれる人です。真理の言葉を教えてくれる人です。イエスキリストの福音に立つように教えてくれる人です。
悪魔は狙っています。ライオンのように食物を探しています。イエスキリストは失われた1人の羊を探しています。悪魔も同じです。たった1人でもいいから神様から離れて死んで欲しいと探しています。悪魔も頑張っています。攻撃の剣は神様のことばです。神の言葉を口にすれば敵は逃げていきます。
神様は知恵のある人や賢い人を用いません。ただ、神様の言葉が真実であり勝利です。それで十分だからです。
●祈り
(18)あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。
そして、祈ることです。御霊によって祈ることです。僕らが頑張って祈るのでなく、御霊によって、御霊と一緒に祈ることです。御霊が一緒に祈って下さいます。御霊によって強められなさいともあります。自分で祈るんだけど、御霊に助けられながら祈りなさいと言うことです。
アシスト自転車と同じですね。自分でこぐんだけど、こぐ時にモーターが動きます。
同じように、僕らが祈ります。その時に御霊が祈ってくれます。
これが御霊によって祈るということ。
パウロは私の説教のために祈ってください、といいます。
(19)また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。
説教は祈りによります。「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会ったばあいの彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない。」
と聖書に書かれています。(2コリンと10.10)説教は神様の力によります。だから、パウロは私のために祈ってください、といいます。
これは僕らも同じです。牧師が説教ができるために、神様のことばを語ることができるように、大胆に話せるように祈ってください。
みことばを大胆にメッセージできるのは祈りによります。神様の力によります。人の力ではありません。だから祈ってください。
もうあの先生のメッセージはいいとか、こっちの人がいい、と言うのはやめましょう。祈りましょう。知恵のない人を選び、愚かな者を選んだ、と神様がおっしゃっています。その欠けだらけの器に真理のみことばを預けてくださるのは神様です。
だから、祈ってください、と聖書はいいます。僕からもお願いします。祈ってください。斎藤先生にも、僕にも真理のことばが与えられ、大胆に語ることができるように。人の能力、愚かさ、そんなことで比べないで、ただ、祈ってください。説教は祈りによって与えられます。
悪魔に対する勝利は祈りです。祈る時に悪魔は逃げ去ります。祈りによって、真理のことばが宣言されます。みことばは御霊の剣です。説教はみたまの剣です。だから、祈ってください。人の能力とか欠点を見て比べたりさばいたりするよりも、真理の言葉、勝利の剣を与えてくださる神様に信頼して祈りましょう。必ず与えられます
悪魔は今日も誘惑し、策略を持って攻撃してきます。でも大丈夫です。真理のことばに立ちましょう。信じましょう。祈りましょう。悪魔は逃げ去ります。悪魔が怖がってるもの。それはみことばです。そして祈りです。
大丈夫です!
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