ルカ4.31-41
イエス様は言葉だけで世界を作った方です。光も風や湖もイエス様の権威に従います。そしてもちろん、悪霊もイエス様に従います。悪霊はイエス様を恐れています。そして、イエス様はただ「黙れ。この人から出て行け」と言うだけで悪霊は人から出ていきます。
"それからイエスは、ガリラヤの町カペナウムに下られた。そして安息日には人々を教えておられた。
人々はその教えに驚いた。そのことばに権威があったからである。
そこの会堂に、汚れた悪霊につかれた人がいた。彼は大声で叫んだ。
「ああ、ナザレの人イエスよ、私たちと何の関係があるのですか。私たちを滅ぼしに来たのですか。私はあなたがどなたなのか知っています。神の聖者です。」
イエスは彼を叱って、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。すると悪霊は、その人を人々の真ん中に投げ倒し、何の害も与えることなくその人から出て行った。
人々はみな驚いて、互いに言った。「このことばは何なのだろうか。権威と力をもって命じられると、汚れた霊が出て行くとは。」
こうしてイエスのうわさは、周辺の地域のいたるところに広まっていった。"
ルカの福音書 4章31~37節
イエス様は熱や病気に対する権威もあります。イエス様が命令すると病気や熱も出てきます。イエス様は病気に対して叱りつけます。この世界の王様であるイエス様の前ではふさわしくない、あるべきではないのが、悪霊や病気です。イエス様が叱ると彼らは出ていきます。
"イエスは立ち上がって会堂を出て、シモンの家に入られた。シモンの姑がひどい熱で苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスにお願いした。
イエスがその枕元に立って熱を叱りつけられると、熱がひいた。彼女はすぐに立ち上がって彼らをもてなし始めた。
日が沈むと、様々な病で弱っている者をかかえている人たちがみな、病人たちをみもとに連れて来た。イエスは一人ひとりに手を置いて癒やされた。
また悪霊どもも、「あなたこそ神の子です」と叫びながら、多くの人から出て行った。イエスは悪霊どもを叱って、ものを言うのをお許しにならなかった。イエスがキリストであることを、彼らが知っていたからである。"
ルカの福音書 4章38~41節
世界に起こる全ての現象は、イエス様の権威に従います。だから僕らがイエス様と繋がっているなら何も恐る必要はありません。僕らが悪霊と対話する必要は全くありません。「ウオー!とか、ありゃーー!!」と大声で戦う必要もありません。イエス様は静かに「出ていけ」と言われると悪霊の方が慌てて出ていきます。慌てているのは悪霊の側です。
なんと!このイエス様の権威は僕らも預かっていて、イエス様と一緒に悪霊に命じることができます。
"さて、七十二人が喜んで帰って来て言った。「主よ。あなたの御名を用いると、悪霊どもでさえ私たちに服従します。」
(…中略…)
確かにわたしはあなたがたに、蛇やサソリを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けました。ですから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。"
ルカの福音書 10章17~19節
僕らはイエス様の御名によって祈ります。イエス様の御名とは、イエス様の権威です。
僕らはイエス様の権威を預かって祈っています。「イエス様の名によって祈る」とは、イエス様の権威で祈ることです。
しかも、この権威によって、イエス様の御名によって悪霊に対して「黙れ、この人から出て行け」と命じれば出て行きます。イエス様がそれを願っているからです。僕らも病気に対してこの人から出て行けと命じれば出て行きます。イエス様がそう願っておられるからです。イエス様は僕らにこの権威の使用をお許しになりました。
先日、車の7年間リース契約が終わりました。7年間車を借りて乗っていました。契約書を読んだら、東京本社のリース会社の社長と僕の間の契約でした。でも、実際は東京に行って社長と契約したのではありません。札幌の店長の決済でした。お店は本店の権威を預かっています。支店で決めた事は、まるで本社が決めたかのように実行されます。まるで僕らはイエス様の支店のように、この世界を支配している王様の権威を預かっています。僕らとイエス様の関係は、ぶどうの木と枝です。また、かしらと器官です。花婿と花嫁です。両者は一体です。僕らはイエス様の権威を預かっています。
僕らはますますイエス様に信頼し、イエス様に従う必要があります。イエス様の御名を軽んじるような人にこの力を預ける事はありません。僕らがこのイエス様の名を預かっている目的はイエス様の栄光がほめ讃えられるためです
"またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは、何でもそれをしてあげます。父が子によって栄光をお受けになるためです。"
ヨハネの福音書 14章13節
クリスチャンはこのイエス様の御名の権威に制限や限界を設けようとしがちです。でも、イエス様の名によって祈ることはその通りになります。イエス様の権威だからです。これは文字通りの意味です。今日も御名を信頼して祈りましょう。悪霊を追い出し、病気を癒すイエス様に信頼して祈り、時には出て行くように命令しましょう。僕らに力はありません。でも、イエス様は全ての力をお持ちです。ハレルヤ!
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