2025年2月25日火曜日

レビ15章

 レビ15章


僕らが「いいじゃんこのくらい」って思っても、どんな汚れも罪も神様にとっては忌まわしくて、放置できません。特に性的なきよさを神様は強調していて、今日の箇所は特に性器をきよく保つように教えています。新改訳は「隠しどころ」と翻訳し、新共同訳は「陰部」と訳しています。それはいのちを生み出す大切な器官です。

性器から何かの漏出液があるなら、その人は汚れているものとして扱われます。

原因は書いてないけど治った時には「罪のきよめのささげ物」をするように言われていて、その漏出は罪が原因で起こるようです。その人は汚れた人として扱われ、その人が触れたものも汚れるほどです。なんと、その人が触れたもの(寝床や座ったもの)に触れた人さえ汚れます。



(レビ記 15章4~6節)

"漏出を病む者が寝た床は全体が汚れる。またその人が座った物もすべて汚れる。

その床に触れた者はだれでも自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。

漏出を病む者が座った物の上に座った者は、自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。"



イエス様は罪を忌み嫌い、僕らに対しても「肉によって汚されたその下着さえも忌みきらいなさい。」とおっしゃいます。(ユダ1.23)隠しどころから漏出の人が触れた土器は壊しなさい(12)と言われるほどです。



"漏出を病む者が乗った鞍は全体が汚れる。

また、何であれ、その人の下にあった物に触れた人はだれでも夕方まで汚れる。また、それを運んだ者も自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。また、漏出を病む者が水で手を洗わずに触れた人はみな、自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。

漏出を病む者が触れた土の器は砕く。木の器はどれも水で洗う。"

レビ記 15章9~12節



この当時、性器から漏出があった人は自分が触ったもの全てが汚れていくことを自覚していたと思います。民数記では「宿営の外に追い出せ。」とさえ命令されています。その人が宿営内にいるなら汚れが広がるからです。



"「イスラエルの子らに命じて、ツァラアトに冒された者、漏出を病む者、死体によって身を汚している者をすべて宿営の外に追い出せ。

男でも女でも追い出し、彼らを宿営の外に追い出し、わたしがそのただ中に住む宿営を、彼らが汚さないようにしなければならない。」"

民数記 5章2~3節



レビ記は性的な病気を特に汚れたものとして書いています。本人もそれを自覚し、恥じ、人前に出れず、自分にがっかりしながら生活していたと思います。それでも神様はきよめられることを教えています。ある女性は漏出が12年も止まらずに隠れるような生活をしていました。…が、ある時イエス様の服に触りに行きました。自分が触れるものは全て汚れるのを知りながら、でも、自分が触れるべき相手はイエス様だし、触れるならきよめられると信じたからです。



"すると見よ。十二年の間長血をわずらっている女の人が、イエスのうしろから近づいて、その衣の房に触れた。

「この方の衣に触れさえすれば、私は救われる」と心のうちで考えたからである。

イエスは振り向いて、彼女を見て言われた。「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」すると、その時から彼女は癒やされた。"

マタイの福音書 9章20~22節



イエス様を信じて触れた時、その罪はきよめられ、病は癒されました。

イエス様だけが僕らをきよくする唯一の方です。イエス様はきよめ、洗ってくださいます。…ですが、簡単ではありません。十字架の上で罪のための身代わりいけにえになってくださり、苦しみ、死んでくださることが必要でした。血を流すことなしに、罪を取り去ることは絶対にできません。キリストの血だけが僕らの罪を洗い流してくださいます。次の箇所はイエス様の十字架の血によるきよめを預言しています。



(13-15節)

13,漏出を病む者が漏出からきよめられたときは、自分のきよめのために七日を数え、自分の衣服を洗い、自分のからだに新鮮な水を浴びる。こうしてその人はきよくなる。

14,八日目に彼は自分のために山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取り、主の前、会見の天幕の入り口に行って、それらを祭司に渡す。

15,祭司はそれらのうち、一羽を罪のきよめのささげ物とし、もう一羽を全焼のささげ物とする。こうして祭司はその人のために、主の前で漏出物のゆえに宥めを行う。



性的なきよさ、隠しどころはいのちの誕生に関わる神聖な領域です。今日もこの体をきよくしていただきましょう。どんな汚れも罪も神様にとっては忌まわしくて、放置できないものです。

「血を流すことがなければ、罪の赦しはありません」(ヘブ9.22)「御子イエスの血が全ての罪から私たちをきよめてくださいます」(1ヨハネ1.7)今日も罪を告白し、罪を避けましょう。神様がお嫌いなものを嫌い、避け、触れてしまったなら告白してきよめていただきましょう。イエス様の血によってだけ、僕らはきよく回復します。

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