2025年2月14日金曜日

レビ8.1-13

 レビ8.1-13


アロンは、大祭司として神様に選ばれ、その汚れを水で洗い、美しい装束を身に付けました。大祭司アロンの着る服が「美しさと栄光」を表すと書かれているのは、出エジプト記 28:2です。「あなたは、あなたの兄アロンのために聖なる衣服を作らなければならない。それは、彼に栄光と美しさをもたらすためである。」大祭司の衣服は単なる祭司服ではなく、神様の前に立つ者としての「栄光」と「美しさ」を表すものです。



"モーセはアロンとその子らを近づかせ、彼らを水で洗った。

そしてアロンに長服を着せ、飾り帯を締め、その上に青服をまとわせ、さらにその上にエポデを着せた。すなわち、エポデのあや織りの帯で締めて、彼にエポデを着せた。

次に、彼に胸当てを着け、その胸当てにウリムとトンミムを入れた。

また、彼の頭にかぶり物をかぶらせ、さらに、そのかぶり物の前面に金の札すなわち聖なる記章を付けた。主がモーセに命じられたとおりである。"

レビ記 8章6~9節



アロンと子どもたちの恥ずかしい話は何度も聖書に書かれています。それでも神様は彼らを選び、赦し、栄光の服を着せてその働きをさせてくださいます。これは僕らにも関係ある話です。放蕩息子はお父さんに受け入れられ、体を洗い、汚れた服を脱ぎ、最高の服を着せてもらいました。同じように僕らも神様の子どもとしての、そして選ばれた祭司としての最高の服を着せてもらっています。




ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い衣を持って来て、この子に着せなさい。手に指輪をはめ、足に履き物をはかせなさい。"

ルカの福音書 15章22節



イエス様を信じた僕らは新しくされ、まるで聖なるイエス・キリストご自身を着ているようだと聖書はいいます。



"キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。"

ガラテヤ人への手紙 3章27節



"あなたがたは古い人をその行いとともに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、それを造られた方のかたちにしたがって新しくされ続け、真の知識に至ります。"

コロサイ人への手紙 3章9~10節



祭司アロンは油を注がれました。幕屋の中にある全ても油を注がれました。油注がれた者は聖なるもの、つまり「神様専用のもの」という意味です。幕屋の器具も、そしてアロンも「聖別した」と書いています。全部が神様のものです。



"それから、モーセは注ぎの油を取って、幕屋とその中にあるすべてのものに油注ぎを行った。こうしてそれらを聖別した。(…中略…)また、注ぎの油をアロンの頭に注いだ。こうして彼に油注ぎを行い、彼を聖別した。"

レビ記 8章10-12節



新約聖書では油注ぎは聖霊が与えられ満たされることを表しています。僕らクリスチャンには聖霊が与えられていて、僕らの体は聖霊の住まいとなりました。(1コリント6.9)



"私たちをあなたがたと一緒にキリストのうちに堅く保ち、私たちに油を注がれた方は神です。

神はまた、私たちに証印を押し、保証として御霊を私たちの心に与えてくださいました。"

コリント人への手紙 第二 1章21~22節



アロンと子どもたちは彼らの欠点にも関わらず神様に選ばれ、素晴らしい服を着せられ、被り物をつけ、油注がれて神様の栄光と美しさを表す人になりました。同じように僕らの身分も素晴らしいものです。イエスキリストという素晴らしい栄光の装束を着ていて、内側には聖霊という命の水の川が溢れ出しています。(ヨハネ7.38-39)美しさと栄光を表す人になりつつあるのが僕らです。思う以上の素晴らしすぎる身分です。喜びましょう。感謝しましょう。ハレルヤ!

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