2025年3月25日火曜日

ルカ16.1-10

ルカ16.1-10


神様を知らない人は利益や快楽のために知恵を使って生きています。相手に良く思ってもらう方法とか、お金が入ってくるための方法などです。

イエス様は不正を憎む方です。…が、この世の人たちは悪知恵であってもそれらを最大限に使います。イエス様は不正な人が自分の立場や利益のためにがんばる話をして、「不正はダメ」だけど「自分の未来のために考えて動くことは賢い」と評価します。

この世の人が将来の利益のためにに賢く動くのなら、クリスチャンは永遠のためもっと誠実に賢く準備する必要があるという話です。



"イエスは弟子たちに対しても、次のように語られた。「ある金持ちに一人の管理人がいた。この管理人が主人の財産を無駄遣いしている、という訴えが主人にあった。

主人は彼を呼んで言った。『おまえについて聞いたこの話は何なのか。会計の報告を出しなさい。もうおまえに、管理を任せておくわけにはいかない。』

管理人は心の中で考えた。『どうしよう。主人は私から管理の仕事を取り上げようとしている。土を掘る力はないし、物乞いをするのは恥ずかしい。

分かった、こうしよう。管理の仕事をやめさせられても、人々が私を家に迎えてくれるようにすればよいのだ。』

そこで彼は、主人の債務者たちを一人ひとり呼んで、最初の人に、『私の主人に、いくら借りがありますか』と言った。

その人は『油百バテ』と答えた。すると彼は、『あなたの証文を受け取り、座ってすぐに五十と書きなさい』と言った。

それから別の人に、『あなたは、いくら借りがありますか』と言うと、その人は『小麦百コル』と答えた。彼は、『あなたの証文を受け取り、八十と書きなさい』と言った。

主人は、不正な管理人が賢く行動したのをほめた。この世の子らは、自分と同じ時代の人々の扱いについては、光の子らよりも賢いのである。"

ルカの福音書 16章1~8節



お金や人間関係さえこの世の人は工夫してるのなら、光の子どもたちはなおさらそうあるべきです。快楽や利益のためではなく神様のためです。神様が富や能力を預けてくださっています。神様のために、永遠の住まいに迎えられる人が増えるためです。



"わたしはあなたがたに言います。不正の富で、自分のために友をつくりなさい。そうすれば、富がなくなったとき、彼らがあなたがたを永遠の住まいに迎えてくれます。

最も小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実であり、最も小さなことに不忠実な人は、大きなことにも不忠実です。

ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなければ、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょうか。

また、他人のものに忠実でなければ、だれがあなたがたに、あなたがた自身のものを持たせるでしょうか。

どんなしもべも二人の主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛することになるか、一方を重んじて他方を軽んじることになります。あなたがたは、神と富とに仕えることはできません。」"

ルカの福音書 16章9~13節



イエス様はこの世の富を「不正の富」と言います。僕らが使うお金や人間関係にはどうしても不正や罪が混じり込んでいるし、富はそれで人を安心させようとしてダマします。それでもイエス様はそのような富にさえも忠実であるように、とおっしゃいます。


この世のすべては神様のものです。そして神様は僕らにそれを管理する特権と機会を与えてくれています。クリスチャンになったら「早く天国行きたいな」と言う人もいるし、パウロも、世を去ってキリストとともにいるほうがはるかにまさっている、と言います。(ピリピ1.23)でも、永遠の天国に迎え入れられる友を増やすために、この世で忠実に用いるべき賜物やお金が任されています。(9)

アリは夏のうちに食糧を蓄えます。「怠け者よ、アリのところへ行け。そのやり方を見て、知恵を得よ。」(箴言6:6)とあるように、アリは冬が来るのを知っています。今できることをちゃんとやって将来に備えるのは賢いことです。今日も預かっているものを誠実に使いましょう。最も価値もある素晴らしい神様にお仕えするため、永遠になくなることのない御国のためです。ハレルヤ!

0 件のコメント:

コメントを投稿