ヘブル8.7-13
神様の約束の中で1番嬉しいのは、どんなに罪を犯し、やらかしても、神様はそれをほじくり回したり責めたりしないことです。これが「新しい契約」です。 略すと新約です。聖書の中で何度も繰り返されるメッセージです。
"わたしが彼らの不義にあわれみをかけ、もはや彼らの罪を思い起こさないからだ。」"
ヘブル人への手紙 8章12節
"「わたしは、もはや彼らの罪と不法を思い起こさない」"
ヘブル人への手紙 10章17節
これと反対に、僕らは「あの人がこう言った」とか「こうだった」など他人の欠点、失言、失態をクリアに覚えていて、しかも繰り返し思い出しては怒ったり裁いたり悲しんだりを繰り返すのが得意なようです。自分に対しても「お前はあの時、こういう失敗をした」と思い出させ、自分を責め、罪悪感や恥の中に陥れようとします。そうさせて人間関係を壊し、自分も傷つけようとする悪魔の力も働いています。
神様との新しい契約の中では過去の罪は無効です。完全に罪が赦され、だれも僕らを責めることができません。「今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。」(ローマ8.1)
これが、「新約」です。この赦しはリレーのように、「神があなたにそうしてくれたから、あなたも人にそうしなさい」とつながります。赦しのバトンは神様から始まって僕らに渡されています。今度は僕らの順番です。
"互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。"
コロサイ人への手紙 3章13節
神様は忘れっぽいのではなくて、すべてを知ったその上で「罪を思い起こさない」と約束してくださっています。その神様の聖霊が僕らに与えれています。御霊は「人がした悪を心に留め」ません。(コリント人への手紙 第一13章5節)
今日、他の人の罪や欠点をいちいち取り上げるのは時間の無駄です。今日も神様の赦しの宣言を感謝しましょう。この福音を掲げて励ましあいましょう。赦し合い、愛し合いましょう。ハレルヤ!
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