2025年6月19日木曜日

1列王10.1-13

 1列王10.1-13


ソロモン王の知恵と富のすごさを聞いた周辺諸国の人たちは「ソロモンすごい!」ではなくて、「主の御名による」ソロモンの富と知恵だとわかったようです。(1)シェバの女王はそれが本当かどうか確かめたくてソロモンに会いに来ました。



"ときに、シェバの女王は、主の御名によるソロモンの名声を聞き、難問をもって彼を試そうとしてやって来た。

彼女は非常に大勢の従者を率い、バルサム油と非常に多くの金および宝石をらくだに載せて、エルサレムにやって来た。彼女はソロモンのところに来ると、心にあることをすべて彼に問いかけた。

ソロモンは、彼女のすべての問いに答えた。王が分からなくて、彼女に答えられなかったことは何一つなかった。"

列王記 第一 10章1~3節



シェバの女王が見聞きしたものは、うわさよりもずっとすごくて「息も止まるばかり」でした。(4)彼女はこれらが神様の知恵と力であることを確信したようです。



"シェバの女王は、ソロモンのすべての知恵と、彼が建てた宮殿と、

その食卓の料理、列席の家来たち、給仕たちの態度とその服装、献酌官たち、そして彼が主の宮で献げた全焼のささげ物を見て、息も止まるばかりであった。

彼女は王に言った。「私が国であなたの事績とあなたの知恵について聞き及んでいたことは、本当でした。

私は自分で来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じなかったのですが、なんと、私にはその半分も知らされていなかったのです。あなたの知恵と繁栄は、私が聞いていたうわさより、はるかにまさっています。"

列王記 第一 10章4~7節



シャバの女王は圧倒的な富と知恵を体験し、おもわず「主がほめたたえられますように。」と賛美して言います。



"あなたの神、主がほめたたえられますように。主はあなたを喜び、イスラエルの王座にあなたを就かせられました。主はイスラエルをとこしえに愛しておられるので、あなたを王とし、公正と正義を行わせるのです。」"

列王記 第一 10章9節



また女王は「あなたの家来は何と幸せでしょう!」と言います。ソロモンにつく人は世界最高の知恵をいつも聞くことができるからです。


"なんと幸せなことでしょう。あなたにつく人たちは。なんと幸せなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことができる、このあなたの家来たちは。"

列王記 第一 10章8節


ソロモンの家来が幸せなら、イエス様に仕える僕らはもっとずっと幸せです。イエス様は「しかし見なさい。ここにソロモンにまさるものがあります。」とおっしゃいます。(マタイ12章42節)ソロモンにまさる知恵と富と力に満ちているイエス様に仕える僕らは世界で最高に幸せです。


シェバの女王はソロモンの知恵と富を通して主をほめました。同じように、僕らの生き方は神様をあらわすため、人々が僕らを見て主を賛美するためのものです。



"あなたがたは世の光です。(…中略…)人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。"

マタイの福音書 5章14~16節


僕らの知恵も富も自分のものじゃなく、神の栄光を映すためのものです。女王はソロモンが献身的に礼拝をささげ、惜しみなく主に生贄をささげている姿も見ました。「主の宮で献げた全焼のささげ物を見て、息も止まるばかりであった。」(5節)ソロモン自身が全てが神様のものであり、神様の栄光をあらわしたい、と願っていたことがわかります。

僕らも同じです。

「すべてのものが神から発し、神によって成り、神に至るのです。この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。」(ローマ11章36節)

人が僕らを見るのでなく、僕らを通して主の栄光だけが表されますように。栄光が主にのみありますように!



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