2022年12月13日火曜日
エゼキエル17章
全ての出来事に神様のご支配があります。神様の許可の中ですずめの一羽が生きるか死ぬかが決まります。今日の僕らの抜け毛の本数も神様の許可の中です。(マタイ10.29-30)僕らが頼り、求めるべきは神様です。苦しみも神様の許可の中だし、それは僕らが作り変えられるための通過点です。主こそ王の王、主の主です。人を生かしたり、殺したり、世界を造ったり、終わらせたりする神様です。こんなに偉大な方が僕らのことを子どもと呼んでくださいます。今日も愛されています。僕らがお父さん、パパ、と呼んで信頼するように招いてくださっています。(ローマ8.5)
イスラエルが神様に反抗し、それゆえに神様はバビロンという強国を使ってイスラエルを支配し、イスラエルはバビロンに連れて行かれて苦しむことになりました。これもまた神様の訓練であり、高ぶるイスラエルがへり下るためのものでした。神様は強国バビロンのことを大鷲にたとえ、イスラエルを大鷲の支配の下で低くされつつ養われるぶどうの木にたとえます。
(3-6)
『神である主はこう言われる。大きな翼、長い羽、色とりどりの豊かな羽毛の大鷲が、レバノンに飛んで来て、杉のこずえを取り去り、その若枝の先を摘み取り、それをカナンの地へ運び、商人の町に置いた。また、その地の種も取って来て、肥えた土地に植え、豊かな水のそばに柳のように植えた。それは生長し、丈は低いが、よく生い茂るぶどうの木となった。その枝は鷲の方に向き、根は鷲の下に張り、こうして、ぶどうの木となって、枝を作り、若枝を出した。
(12-14)
『見よ。バビロンの王がエルサレムに来て、そこの王とその首長たちを捕らえ、バビロンの自分のところへ連れて行った。そして彼は王族の一人を選んで、その者と契約を結び、忠誠を誓わせた。彼はこの国のおもだった者たちも連れ去っていた。それは、この王国を低くして立ち上がれないようにし、その契約を守らせて存続させるためであった。
バビロンに支配されることは苦しいけども、それは神様が「契約を守らせて存続させるため」に与えたものでした。ところがイスラエルはもっと強そうなエジプトに助けを求めます。神様の支配や力は考えず、信頼もしませんでした。エジプトを求めるイスラエルは、まるでもっと強い大鷲に根を伸ばそうとするぶどうの木のようです。
(7)
さて、大きな翼と豊かな羽毛を持つもう一羽の大鷲がいた。すると、このぶどうの木は、潤いを得るために根をその鷲の方に向けて伸ばし、その枝を、自分が植わっているところからその鷲の方に伸ばした。
(9-10)
言え。『神である主はこう言われる。それはうまく育つであろうか。その根は抜き取られ、その実は摘み取られ、芽の付いた若枝はことごとく枯れないだろうか。それは枯れる。それを根こそぎ引き抜くのに、大きな力や多くの人々を必要としない。見よ。それは植えられたが、うまく育つだろうか。東風がそれに吹きつけると、すっかり枯れてしまわないだろうか。その芽を出した苗床で、それは枯れてしまう。』」
(15-19)
ところが、彼はバビロンの王に反逆し、使者をエジプトに送り、馬と軍勢を得ようとした。そんなことをして、うまく行くだろうか。助かるだろうか。契約を破って助かるであろうか。わたしは生きている──神である主のことば──。彼は、自分を王位に就けた王との誓いを自ら蔑み、また、自ら契約を破ったので、その王の住む場所、バビロンで必ず死ぬ。戦争になって、多くの者を絶ち滅ぼそうとして、塁が築かれ包囲壁が設けられるときでも、ファラオは決して大軍勢と大集団で彼をかばうことはない。彼は誓いを蔑み、契約を破った。彼は誓っていながら、これらすべてのことをしたのだ。彼は助からない。それゆえ、神である主はこう言われる。わたしは生きている。彼が蔑んだわたしの誓い、彼が破ったわたしの契約、これを必ず彼の頭上に返す。
全ての出来事が神様のご支配の中にあります。神様がちょうどよく僕らを訓練し、高ぶる人は低くしてくださり、低くて倒れそうな人は立ち上がれるようにしてくださいます。神様を愛する人には全ての出来事が有益なことにされます。(ローマ8.28)今日も僕らは神様の完璧な御手の中にあります。
(24)
このとき、野のすべての木は、主であるわたしが高い木を低くし、低い木を高くし、生木を枯らし、枯れ木に芽を出させることを知る。主であるわたしが語り、わたしが行う。」
全ての権威と栄光は神様のものです。もしも高ぶる人がそのままだったら「自分の力がこれをした。」と言い、神様の栄光ではなく自分の手柄にするだけです。反対に、倒れそうな人が見放されず、愛され、立ち上がることができるなら神様の栄光です。
今日の状況も神様の主権の中にあります。この世の権力でも能力でもなく、神様を求めましょう。神様のなさることは全て時にかなって美しく完璧です。ハレルヤ!
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