2022年12月19日月曜日

ダニエル7章

僕らは神様を知らない世界の中に生きていますが、イエス様は必ず戻ってきてくださり、悪を滅ぼして神様の国を作ってくださいます。この世の終わりにはキリストに逆らう支配者が現れ、キリストを信じる聖徒たちを苦しめることが預言されています。 それでも、大丈夫です。イエス様によって世界は正しく裁かれ、イエス様が完全に悪に勝利し支配することが決まっています。 神様に反抗する不気味な強い支配者が現れるのは事実です。ダニエルはその幻を見せられました。 (7-8) その後また夜の幻を見ていると、なんと、第四の獣が現れた。それは恐ろしくて不気味で、非常に強かった。大きな鉄の牙を持っていて、食らってはかみ砕き、その残りを足で踏みつけていた。これは前に現れたすべての獣と異なり、十本の角を持っていた。 私がその角を注意深く見ていると、なんと、その間から、もう一本の小さな角が出て来て、その角のために、初めの角のうち三本が引き抜かれた。よく見ると、この角には人間の目のような目があり、大言壮語する口があった。 この不気味な獣のことを、御使いはダニエルに解説してくれました。この獣は世界の終わりに現れ世界を支配する国です。そしてその王は世界中を支配し、神様に反抗して信者たちを苦しめます。でも、その活動期間は三年半と決まっています。その先には必ず逆転勝利があります。聖徒たちがこの世界を統治するようになります。 (21-22) 私が見ていると、その角は聖徒たちに戦いを挑み、彼らに打ち勝った。 しかしそれは『年を経た方』が来られるまでのことであり、いと高き方の聖徒たちのためにさばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時期が来た。 (23-26) 彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。 十本の角は、この国から立つ十人の王。彼らの後に、もう一人の王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。 いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを悩ます。彼は時と法則を変えようとする。聖徒たちは、一時と二時と半時の間、彼の手に委ねられる。しかし、さばきが始まり、彼の主権は奪われて、彼は完全に絶やされ、滅ぼされる。 神様に逆らう悪魔的な支配者は現れますが、それがどんなに強くても神様によって必ず滅ぼされます。 (10-11) 火の流れがこの方の前から出ていた。幾千もの者がこの方に仕え、幾万もの者がその前に立っていた。さばきが始まり、いくつかの文書が開かれた。そのとき、あの角が大言壮語する声がしたので、私は見続けた。すると、その獣は殺され、からだは滅ぼされて、燃える火に投げ込まれた。 最後に栄光と権威を持ち、世界を支配するのはイエス様です。イエス様の国は滅びることがありません。 (13) 私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲とともに来られた。その方は『年を経た方』のもとに進み、その前に導かれた。 天の雲とともに来るのはイエス様です。イエス様は処刑される前に、この預言の通りに「今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」(マタイ26:64)」とおっしゃいました。どんな悪の力も支配も消えて行きます。そして、イエス様の主権と栄光だけが永遠です。世界中の人はイエス様に仕えることになります。 (14) この方に、主権と栄誉と国が与えられ、諸民族、諸国民、諸言語の者たちはみな、この方に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。 イエス様を信じる僕らも、統治する側になります。もともと、神様は人をご自分が造られた物を支配させようとしておっしゃいました。「彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」(創世1:26)この世の終わりにはそのように、信じる人々が世界を支配するようになります。 (18) しかし、いと高き方の聖徒たちが国を受け継ぎ、その国を永遠に、世々限りなく保つ。 (27) 国と、主権と、天下の国々の権威は、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。 天ではすでに勝利が決定しています。 地上では闇の力が増大し、愛は冷え、苦しめられます。 そんな中、神様は僕らに今から希望を与えてくださっています。 どんなに恐ろしい支配者が君臨しても大丈夫です。天を見上げましょう。みことばを思い起こしましよう。苦しみの期間は決まった期間だけです。イエス様の逆転勝利は決まっています。希望を持って忍耐しましょう。ハレルヤ!

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