詩篇17篇
神様は必ず祈りに答えてくださいます。
ダビデは敵から攻撃された時に、必死に神様に助けを求めました。敵は悪口で攻撃し、実際に殺そうとするような敵です。
11 彼らは、あとをつけて来て、今、私たちを取り囲みました。
彼らは目をすえて、私たちを地に投げ倒そうとしています。
12 彼は、あたかも、引き裂こうとねらっている獅子(ライオン)、待ち伏せしている若い獅子のようです。
祈る時に大事なことは、自分にも悪いところがあると認めることです。敵はひどく残酷で悪い人たちですが、こちら側にも必ず悪いところはあります。イエス様は言われました。
(新約聖書 マタイ 7:3)
なぜあなたは、兄弟の目の中のちり(相手の小さな欠点)に目をつけるが、自分の目の中の梁(自分の大きな)には気がつかないのですか。
ダビデは敵の攻撃を受けながら必死に神様に祈りますが、その時に自分が正しいのか、正直であるかどうかを自問しながら祈っています。
1 主よ。
聞いてください、正しい訴えを。
耳に留めてください、私の叫びを。
耳に入れてください、欺きのくちびるからでない私の祈りを。
罪は人にバレなくても神様には全部バレています。彼は悪い心が出るたびにそれを神様に認めていました。神様に正直に告白して謝った人は完全です。完璧な人というよりも、神様に赦されてきよめられた自分だとダビデは信じて祈っています。罪を認めて告白した人は赦されます。潔白です。
3 あなたは私の心を調べ、夜、私を問いただされました。
あなたは私をためされましたが、何も見つけ出されません。
私は、口のあやまちをしまいと心がけました。
4 人としての行ないについては、あなたのくちびるのことばによりました。
私は無法な者の道を避けました。
5 私の歩みは、あなたの道を堅く守り、私の足はよろけませんでした。
神様は赦された罪人の祈りに答えてくださいます。必ず答えてくださいます。まるで瞳を保護するかのように、親鳥がひなを翼の下に保護するかのように守ってくださいます。
6 神よ。
私はあなたを呼び求めました。
あなたは私に答えてくださるからです。
耳を傾けて、私の申し上げることを聞いてください。
7 あなたの奇しい恵みをお示しください。
立ち向かう者から身を避けて右の手に来る者を救う方。
8 私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。
9 私を襲う悪者から。
私を取り巻く貪欲な敵から。
同じように、神様は僕らの祈りに答えてくださいます。僕らが潔白な理由はイエス様が血だらけで苦しんで僕らの罪を赦してくださったからです。ただ、イエス様の犠牲の十字架によって僕らは赦され、祈りは聞かれます。だから、祈る時に「イエス様の名で」祈ります。イエス様は「わたしの名によって求めなさい」と何度も言われました。(ヨハネ14.14、16.23-24など多数)
敵は僕らを苦しめようとします。攻撃は外からだけでなく、心の中にも「お前は赦されない、お前は助からない」とウソ情報を流し込んで来ます。霊的な戦いは情報戦です。だから、僕らは神様の真理のことばで武装し守られる必要があります。神様のことばは「剣」です。
13 主よ。
立ち上がってください。
彼に立ち向かい、彼を打ちのめしてください。
あなたの剣(神様のことば)で、悪者から私のたましいを助け出してください。
イエス様の犠牲によって僕らは救われ、赦され、潔白にされています。祈りは聞かれます。神様にとって僕らは「ひとみのように」大切だと言われています。神様は「御翼の陰にかくまう」ように僕らを守られます。
今日も正直に祈りましょう。イエス様の十字架の処刑によって僕らは潔白です。ダマされませんように。真実な神様のことばによって守られますように。神様は僕らの祈りに答えてくださいます。イエス様のみ名によって祈りましょう。神様の勝利は確定です。
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