ルカ8.4-15
聖書は「耳のあるものは聞きなさい」と何度も繰り返します。情報の洪水の中で、本当にいのちがあり真理であるイエス様のことばを聞き分け、従うことです。みことばの情報リテラシーです。それは真理のことばを取捨選択する力、そして、得た情報が本当に正しいものか見極める力です。ヘブル語で「シェマ」(聞く)は、聞いて従うことも含むそうです。イエス様は言われます。「わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。(…中略…)そして彼らはわたしについて来ます。」(ヨハネ10.27)イエス様のことばを聞き分け従う心のある人は、本当に神様の子ども、イエス様に愛される羊です。
神様のみことばはいのちのパン(食事)です。(マタイ4.4)それをちゃんと聞いて心に蓄え従う人は成長し、祝福の実を結びます。「彼らは立派な良い心でみことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐して実を結びます。」(ルカ8.15)
ただ、ぼーっと聞くだけでは悪魔が来て、心からそれを取り去ってしまいます。奪われたことにも気がつきません。きれいさっぱり忘れてしまいます。イエス様は言われました。
"「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。蒔いていると、ある種が道端に落ちた。すると、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。"
(ルカの福音書 8章5節)
"このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。
道端に落ちたものとは、みことばを聞いても信じて救われないように、後で悪魔が来て、その心からみことばを取り去ってしまう、そのような人たちのことです。"
(ルカの福音書 8章11~12節)
悪魔はみことばを忘れさせようと働きます。だから神様のことばは毎日聞き続けることが大事です。食事と同じで「昨日食べたからいいや。」とか、「日曜に聞いたからしばらくいらんわ」という人は完全に栄養失調です。だのに、この世からの情報は毎日食べて吸収しています。それらは魅力的に誘惑し、また逆に心配させます。僕らの心を奪い、成長を止め、枯れさせ、永遠のいのち奪い殺そうとします。それがこの世のことばです。
"また、別の種は茨の真ん中に落ちた。すると、茨も一緒に生え出てふさいでしまった。"
ルカの福音書 8章7節
"茨の中に落ちたものとは、こういう人たちのことです。彼らはみことばを聞いたのですが、時がたつにつれ、生活における思い煩いや、富や、快楽でふさがれて、実が熟すまでになりません。"
ルカの福音書 8章14節
悪魔はこの世の心配事で煽ってくるし、逆に儲けや快楽で満たそうとします。その中で神様のことばをちゃんと聞き分けるのが神様の羊です。どんなにこの世のことが大きく見えても神様のみことばを聞き分け、優先し、従うことです。そうすると永遠に枯れることのない実を結びます。
"また、別の種は良い地に落ち、生長して百倍の実を結んだ。」イエスはこれらのことを話しながら、大声で言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」"
ルカの福音書 8章8節
"しかし、良い地に落ちたものとは、こういう人たちのことです。彼らは立派な良い心でみことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐して実を結びます。"
ルカの福音書 8章15節
前にいちど聞いた、とか、あれは感動した、嬉しかった、って過去の体験だけでは簡単に枯れてしまいます。
"また、別の種は岩の上に落ちた。生長したが、水分がなかったので枯れてしまった。"
ルカの福音書 8章6節
"岩の上に落ちたものとは、みことばを聞くと喜んで受け入れるのですが、根がないので、しばらくは信じていても試練のときに身を引いてしまう、そのような人たちのことです。"
ルカの福音書 8章13節
今日も僕らはいろんな情報にさらされています。その中で僕らを生かし祝福するのは真理であるイエス様のことばだけです。まず本当に聞く耳が与えられるように求めましょう。そして従いましょう。その人は枯れることなく100倍の実を結びます。ハレルヤ!
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