2025年4月22日火曜日

レビ20章

 レビ20章


人は何かで満たされたいと願い、性的に淫らなことや偶像や占いや偽預言者にはまります。それは神様からの真実な喜びと愛と平安を知らないからです。満たされない気持ち、寂しい気持ち、欠乏感がみんなあります。本当の神様に求めず、他人の妻と関係を持ち、赤ちゃんを殺し、偶像を拝むのは今も昔も変わらない人間の姿です。


レビ記の時代、周辺諸国はモレクという偶像に赤ちゃんの命を捧げる恐ろしい儀式を行っていたようです。実際には、青銅で作った偶像の手の部分を火で熱し、真っ赤に燃える青銅の手の中に赤ちゃんを置いて焼き殺し、それによって豊穣が約束されるというものです。

神様はそれを怒り悲しみ警告します。そのようなことをする人を死刑にせよとおっしゃいます。



"「あなたはイスラエルの子らに言え。イスラエルの子ら、あるいはイスラエルに寄留している者のうちで、自分の子どもを取ってモレクに与える者は、だれであれ必ず殺されなければならない。民衆がその者を石で打ち殺さなければならない。

わたしはその人に敵対してわたしの顔を向け、彼をその民の間から断ち切る。彼がモレクに自分の子どもを与え、そのためわたしの聖所を汚し、わたしの聖なる名を汚したからである。

もしも、人がモレクに自分の子どもを与えるときに、民衆がそれを見て見ぬふりをし、彼を殺さないことがあれば、

わたし自身が彼とその家族に顔を向け、彼と、彼に倣いモレクを慕って淫行を行う淫らな者をみな、その民の間から断ち切る。"

レビ記 2025



自分ために一番弱くてしゃべらない赤ちゃんを犠牲にするのは今も昔も同じです。妊娠や出産を邪魔だと思い、仕事やキャリアのために家庭を壊し子どもたちを犠牲にします。

真実な神様を無視し、自分のためだけに生き、自分を満たそうとして他人の妻や夫を奪い、他人のハダカを見たがるのは、神様が与えてくださる幸せな結婚や家庭を自分の手で壊していく行為です。



"人が他人の妻と姦淫したなら、すなわち自分の隣人の妻と姦淫したなら、その姦淫した男も女も必ず殺されなければならない。

人がもし父の妻と寝たなら、父の裸をあらわにしたのである。二人とも必ず殺されなければならない。その血の責任は彼らにある。

人がもし息子の妻と寝たなら、その二人は必ず殺されなければならない。その人たちは道ならぬことをした。その血の責任は彼らにある。

男がもし女と寝るように男と寝たなら、二人は忌み嫌うべきことをしたのである。彼らは必ず殺されなければならない。その血の責任は彼らにある。"

レビ記 201013



"人がもし自分の姉妹、すなわち父の娘か母の娘を妻とし、自分の姉妹の裸を見て、女もその人の裸を見たなら、これは恥ずべきことである。同族の目の前でその人たちは断ち切られる。その人は自分の姉妹の裸をあらわにしたのである。その咎を負わなければならない。"

レビ記 2017



僕らは神様を知らずにさまよい、迷い、神様を悲しませ、他人を傷つけていたのに、神様に呼ばれ、赦され、きよめられた人です。もう、神様以外で満たされようとする必要がなくなりました。御霊によって心から神様を愛したい、隣人を愛したい、きよくなりたいと思うように変えられました。



"私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。

肉が望むことは御霊に逆らい、御霊が望むことは肉に逆らうからです。この二つは互いに対立しているので、あなたがたは願っていることができなくなります。"

ガラテヤ人への手紙 51617



イエス様は「律法はいらない」とは言わず、むしろそれを成就する=完成する、実現するために来たとはっきりおっしゃいました。「わたしが律法や預言者を廃棄するために来た、と思ってはなりません。廃棄するためではなく成就するために来たのです。」(マタイ5.17)御霊が与えられた人は、律法が教える通り、神様に従いたいと願うようになります。



"あなたがたは自分の身を聖別し、聖なる者とならなければならない。わたしがあなたがたの神、主であるからだ。"

レビ記 207



旧約聖書の律法の教えは今も有効です。神様を離れると、この世の何かで満足する変な方向に進んでしまいます。御霊を求め、委ねましょう。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。誘惑も罪もいつも雑草のように内側から出てきます。が、毎日、毎分、体も心も神様のものとして明け渡しましょう。僕らは聖なるものとされました。でも完成しているのではななく、変えられ途中です。ますます聖なるものとされていきます。大丈夫です!

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