詩篇78.40-72
関係ない人から悪いことをされるよりも、愛する人、信頼する人、期待する人から裏切られたり傷つけられる方がずっとダメージは大きいです。
神様にとってイスラエル人たちは、愛する妻のよう、愛する子どものようだと書かれています。
そして神様はそのイスラエル人たちに裏切られます。その悲しみは、神様にとって深く大きなものです。神様は悲しみ、痛む方です。いつもニコニコして傷つかない存在ではありません。
"幾たび彼らは荒野で神に逆らい荒れ地で神を悲しませたことか。
彼らは繰り返し神を試みイスラエルの聖なる方の心を痛めた。
彼らは神の力も神が敵から贖い出してくださった日も思い起こさなかった。
神がエジプトでしるしをツォアンの野で奇跡を行われたことを。"
詩篇 78篇40~43節
僕らも経験します。愛する人に裏切られて苦しむ時、それは神様が人によって傷つけられることと似ています。僕らの悲しみは神様の悲しみを共有する体験です。イエス様はまさにそのような方です。イエス様は愛する弟子に売られ、父である神様から引き離され、悲しみ、苦しんだ方です。
(イザヤ 53:3)
彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。
人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。
イスラエル人たちは愛されながら神様を無視し、離れて行きました。神様の恵みや愛はことごとく忘れていきます。奴隷で苦しんでいたところを救われ、奇跡の連続で乳と蜜の流れる豊かな場所に導かれたはずでした。だのに、彼らは偶像を求めて拝みます。
(42-43節)
彼らは神の力も神が敵から贖い出してくださった日も思い起こさなかった。
神がエジプトでしるしをツォアンの野で奇跡を行われたことを。
神様は本気で怒る神様です。それは本気で愛しているからです。
(56-59節)
けれども彼らはいと高き神を試み神に逆らいそのさとしを守らなかった。
彼らは元に戻り先祖たちのように裏切りたるんだ弓の矢のようにそれて行った。
また高き所を築いて神の怒りを引き起こし刻んだ像で神のねたみを起こさせた。
神は聞いて激しく怒りイスラエルを激しく退けられた。
僕らは神様を忘れる時に他の何かで満たされようとしがちです。神様の愛を忘れると神様にも隣人にも不満と欠点ばかり数えはじめます。
ところが、神様の御霊はそれとは真逆です。御霊は神様のことばや恵みの数々を思い起こさせてくれます。(ヨハネ14.26)御霊は僕らを感謝と賛美へと導きます。そして他人の悪は思わなくさせてくれます。(1コリント13.5)
今日、もう一度御霊によって神様がしてくれたことを一つ一つ思い出し、数え上げて感謝しましょう。御霊はもう住んで下さっています。御霊は神様の愛とめぐみを教えてくれています。「わがたましいよ主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩篇103.2)神様のめぐみを数え賛美することは神様の喜びです。御霊と一緒に感謝しましょう。僕らにはもうすでに新しい心が与えられています。「賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」(ヘブル13.15)ハレルヤ!
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