2025年7月25日金曜日

ホセア9章

 ホセア9章


喜びとか楽しみは神様から流れてきます。神様との関係が強く深くなればなるほど、神様が与えてくださる良いもの(収穫、平和、出来事など)を僕らは楽しめます。



"そこであなたがたは家族の者とともに、あなたがたの神、主の前で食事をし、あなたの神、主が祝福してくださった、あなたがたのすべての手のわざを喜び楽しみなさい。"

申命記 12章7節



"満ち足りた喜びがあなたの御前にあり楽しみがあなたの右にとこしえにあります。"

詩篇 16篇11節



収入や家族や友人を与え、楽しませようとなさる神様です。それらは神様から与えられた良いものです。もし神様から離れて他の人やモノで喜び楽しもうと思っても、それは虚しく、むしろ残るものは神様の裁きです。その結果は悲しみと苦しみです。イスラエルは神様から離れて偶像を愛し、他国の救いを求めますが、その結果は悲惨でした。



"イスラエルよ、喜ぶな。諸国の民のように楽しむな。あなたは自分の神に背いて姦淫したからだ。あなたはすべての麦打ち場で姦淫の報酬を愛した。

打ち場も踏み場も彼らを養わない。新しいぶどう酒も彼らを裏切る。"

ホセア書 9章1~2節



"エフライム。その栄光は鳥のように飛び去り、産むことも、身ごもることも、宿すこともない。

たとえ彼らが子どもを育てても、わたしは彼らに子を失わせ、人がいなくなるようにする。わたしが彼らを離れるとき、まことに、彼らにわざわいが来る。

エフライムは、わたしが見たところ、牧場に植えられたツロのようであった。しかし今や、エフライムはその子らを屠り場に連れ出さなければならない。」

主よ、彼らに与えてください。あなたは何をお与えになりますか。彼らに与えてください。死産の胎を、涸れた乳房を。"

ホセア書 9章11~14節



ここで預言されているのは、イスラエルへの裁きです。「エフライム」は北イスラエルの中心部族です。戦争や侵略によって本当に子どもたちは死んでいきます。紀元前722年にアッシリア帝国が北王国イスラエルを滅ぼし、多くの人々が殺され、生き残った者も連れ去られました。


神様が与えてくださる大きな喜びの一つは子どもが生まれ育つことです。

ところが、神様から離れた結果、エフライムは子どもが生まれたとしても殺され、それはまるで屠殺場に連れて行かれる家畜のようです。「今や、エフライムはその子らを屠り場に連れ出さなければならない。」(13)神様から離れるならすべての祝福や喜びは失われます。



"エフライムは打たれ、その根は枯れて、実も結ばない。たとえ子を産んでも、わたしはその胎の実である、いとし子を殺す。」"

ホセア書 9章16節



罪の報酬は死です。この裁きは、イスラエルと同じように僕らも受けるものでした。イスラエルの愛する子どもは殺されます。これが裁きです。

なんと、この裁きを神様が自ら受けてくださいました。宝である喜びの子が殺される、という裁きを、です。

イエスキリストは神様にとって愛する子、喜びの子です。その愛する子イエス様が罪の結果として殺されました。罪の報酬は死です。喜びの子が殺される悲しみを神様が経験されます。罪深いエフライムは「その子らを屠り場に連れ出さなければならない。」(13)とあり、「たとえ子を産んでも、わたしはその胎の実である、いとし子を殺す。」(16)とあります。イエス様がこの殺されるいとし子になってくださいました。


(イザヤ53.6-8)

主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた。彼は痛めつけられ、苦しんだ。だが、口を開かない。屠り場に引かれて行く羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。虐げとさばきによって、彼は取り去られた。



神様の裁きはイエス様が受けてくださいました。それによって僕らはもう裁きを終えたものとして赦され、回復します。

もう一度、神様から楽しみと喜びを与えてもらう本来の姿に戻ることができます。楽しみと喜びを与えようとなさる神様です。祝福は神様から流れてきます。この神様以外には救いも喜びもありません。ハレルヤ!



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