ヨハネ3.22-36

 僕らは人ばかり見がちです。選挙結果でどの党が、どの候補者が人気があるのか気になります。教会の中でもどの牧師に人気があるとか、どの派が人気があるとか、クラスや友達の中でもどのグループが楽しそうか気になる僕らです。…ですが、僕らの関心はイエス様に向くべきです。イエス様の所に集まり、イエス様の言葉に注目し、それを喜び、従うようになることこそが正しく良いことです。人間も用いられますが、それは一時的にイエス様の引き立て役として用いられているだけです

バプテスマのヨハネのところに多くの人々が集まっていましたが、人々はイエス様に流れて行きました。ヨハネの弟子たちはそれを寂しく思ったようです。しかし、ヨハネはきっぱり言います。イエス様だけがあがめられ、自分は与えられた役目をするだけです。

（26-30）

彼らはヨハネのところに来て言った。「先生。ヨルダンの川向こうで先生と一緒にいて、先生が証しされたあの方が、なんと、バプテスマを授けておられます。そして、皆があの方のほうに行っています。」ヨハネは答えた。「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けることができません。『私はキリストではありません。むしろ、その方の前に私は遣わされたのです』と私が言ったことは、あなたがた自身が証ししてくれます。花嫁を迎えるのは花婿です。そばに立って花婿が語ることに耳を傾けている友人は、花婿の声を聞いて大いに喜びます。ですから、私もその喜びに満ちあふれています。あの方は盛んになり、私は衰えなければなりません。」

先日教会で結婚式があり、教会の皆さんは新郎新婦を喜び、彼らが引き立てられるために多くの準備をしてくださいました。同じように、それ以上に、イエス様だけが僕らが仕える方です。僕らが主人公ではありません。あの人でもこの人、あの先生ではありません。僕らはイエス様が誉めたたえられるために仕えます。イエス様こそすべての上におられる方であり、神様からすべてのことばを与えられている方です。

（31-35）

上から来られる方（イエス様）は、すべてのものの上におられる。地から出る者は地に属し、地のことを話す。天から来られる方は、すべてのものの上におられる。（…中略…）神が遣わした方（イエス様）は、神のことばを語られる。神が御霊を限りなくお与えになるからである。父は御子を愛しておられ、その手にすべてをお与えになった。

今日もイエス様を喜び、イエス様を褒めたたえ、イエス様に注目する1日でありますように。イエス様こそすべての権威と栄光をお持ちの方です。「あの方は盛んになり、私は衰えなければなりません。」ハレルヤ！