エレミヤ21.20-30

 人間は神様と交わり、神様のことばを聞いて生きるように作られています。神様のことばに聞き従うことはいのちと祝福の人生です。人間は食べ物だけで生きているのではなく、神様のことばによって生きています。（申命記8.3）

ユダの王エホヤキムに対しても神様はいつもことばを語りかけてくださいました。…ですが彼は「私は聞かない」と言います。聞くことも聞かないことも自由ですが、神様のことばを「聞かない」という人は必ず他に助けを求めます。エホヤキムは周りの国々を恋人のように慕い求め、周りの国々との関係が自分を幸せにすると思っていたようです。しかし、恋人のような諸外国も滅ぼされ、誰も彼を助けてくれません。その結果として彼は苦しみと恥を受けます。

（20-22）

「レバノンに上って叫び、バシャンで声をあげ、アバリムから叫べ。あなたの恋人たちがみな、砕かれたからだ。

あなたが平穏であったときに、わたしはあなたに語りかけたが、あなたは『私は聞かない』と言った。わたしの声に聞き従わないということ、これが、若いころからのあなたの生き方だった。

あなたの牧者たちはみな風に追い立てられ、あなたの恋人たちは捕らわれの身となって行く。そのとき、あなたは自分のすべての悪のゆえに、恥を見、辱めを受ける。

会社に忠誠を誓ったのに、いざとなったら冷たかったとか、自分を救ってくれると思った相手が全然そうじゃなかった、という話はキリがありません。エホヤキムは諸外国との関係で「私は大丈夫」と思っていたようですが、神様の裁きの時には何の助けにもなりません。

（23）

レバノンの中に住み、杉の木の中に巣ごもりする女よ。あなたに陣痛が、産婦のような激痛が襲うとき、あなたはどんなにうめくことだろう。」

僕らを救い、生かすのは神様であり、神様のみことばです。世界が滅んでも神様のことばは決してなくならないいのちです。聞く人はいのちを得ます。聞かないことはいのちを失います。今日も僕が神様のいのちのことばによって生きますように！

（ヨハネ 6:63）

わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。

（使徒 20:32）

みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。

（ヤコブ1.21）

みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。