ヨシュア8.1-17

 ヨシュア8.1-17

希望と力は勝手な思い込みや妄想からは出ません。希望や力は必ず実現する神様のことばへの信頼から出てきます。ことばで世界を造り、ことばで世界を支配なさる神様がおっしゃったことばはその通りになります。

イスラエルが力を失い、アイの住民に殺され、希望を失った原因は神様のことばを聞きもせず、聞いても従わずに欲に流されて盗んだ罪ゆえでした。（7章）罪が示され、悔い改めて罪を捨てたイスラエルに神様はもう一度言われます。

（1-2）

1　主はヨシュアに言われた。「恐れてはならない。おののいてはならない。戦う民をすべて率い、立ってアイに攻め上れ。見よ、わたしはアイの王と、その民、その町、その地をあなたの手に与えた。　

2　あなたがエリコとその王にしたとおりに、アイとその王にもせよ。その分捕り物と家畜だけは、あなたがたの戦利品としてよい。あなたは町の裏手に伏兵を置け。」　

まだなのに、完了形で「その地をあなたの手に与えた。」とおっしゃいます。そしてその通りになります。希望と力はここにあります。しかも、そのプロセスも具体的に教えてくださいました。今回の方法は「あなたは町の裏手に伏兵を置け。」です。具体的な方法は毎回違います。変わらないのは信仰によって力を得て行動することです。信じて言われた通りにするならすでに勝利は確定です。ここに希望と力があります。ヨシュアは言われた通りに作戦を立てて人々に伝えます。

（3-8）

3　そこでヨシュアは戦う民すべてとともに、アイに上って行くために立ち上がった。ヨシュアは三万人の勇士を選んで夜のうちに派遣し、　

4　彼らに命じた。「見よ、あなたがたは町の裏手から町に向かう伏兵だ。町からあまり遠く離れないで、みな身構えていなさい。　

5　私と、私とともにいる兵はみな町に近づく。アイの人々がこの前と同じように、私たちに立ち向かって出て来たら、私たちは彼らの前から逃げることにする。　

6　彼らは私たちを追って出て来るので、私たちは彼らを町からおびき出すことになる。彼らは『この前と同じように、われわれの前を逃げて行く』と言うだろうから。私たちは彼らの前で逃げることにする。　

7　あなたがたは伏せているところから立ち上がり、町を占領せよ。あなたがたの神、主がその町をあなたがたの手に渡される。　

8　その町を攻め取ったら、その町に火を放て。主のことばどおりに行うのだ。見よ、私はあなたがたに命じる。」　

ヨシュアが伝えた一番大事なことは「主がその町をあなたがたの手に渡される。」こと、そして、「主のことばどおりに行うのだ。」ということです。神様のことばは実現します。だから、人は希望を持って従います。聖書が教える信仰と希望は単なる願望ではなく約束された未来です。神様は今日も僕らに言われます。「主のことばどおりに行うのだ。」神様がおっしゃったことばはその通りになります。信仰は希望を生み出します。僕らのことを神様は義と認めてくださり、神様との平和があります。神様が味方です。この希望に導かれた僕らは神の栄光を大いに喜んでいます。そして、この希望は失望に終わることはありません。（ローマ5.1-5）神様の言われた通りになります。それが正解です。大丈夫です。ハレルヤ！