2026年7月19日日曜日

使徒15.6-19

使徒15.6-19


予想外の状況とか、霊的な奇跡とか、そういう未体験のことに出会うと、戸惑ったり、反対に感動したりして、感情が高ぶります。個人的にも教会としても、そのようなことが起こります。その時に大事なのは「体験」だけではなく「聖書と一致しているか」です。 


初代教会の皆さんにとっては、異邦人がイエス様を信じて救われ、賛美している状況はかなり戸惑うものでした。また、異邦人とは交わってはならない、と考えて今まで過ごしてきました。ところがペテロ、バルナバ、パウロは彼らと交わり、神様が異邦人に聖霊を与えられた体験をし、それを語ります。



"すると、全会衆は静かになった。そして、バルナバとパウロが、神が彼らを通して異邦人の間で行われたしるしと不思議について話すのに、耳を傾けた。"

使徒の働き 15章12節



彼らの体験は素晴らしいものでした。

でも使徒ヤコブはこれらの出来事が神様からのものかどうか、聖書によって判断しようとします。

つまり、「こんなにすごい体験があったから正しい」とか「神様が働いてるようだ。間違いない。」とは言わず、この件について旧約聖書がなんて言ってるかを確認します。



"二人が話し終えると、ヤコブが応じて言った。「兄弟たち、私の言うことを聞いてください。

神が初めに、どのように異邦人を顧みて、彼らの中から御名のために民をお召しになったかについては、シメオンが説明しました。

預言者たちのことばもこれと一致していて、次のように書かれています。

『その後、わたしは倒れているダビデの仮庵を再び建て直す。その廃墟を建て直し、それを堅く立てる。

それは、人々のうちの残りの者とわたしの名で呼ばれるすべての異邦人が、主を求めるようになるためだ。

──昔から知らされていたこと、それを行う主のことば。』"

使徒の働き 15章13~18節


異邦人が救われることは、当時の彼らにとっては新しく見えるけど、実は最初から神様がご計画していることでした。

ヤコブは異邦人が救われることは、神様が預言者を通して約束しておらたことだ、と確認しました。


僕らも予想を超えた奇跡や神様の御業を見ることもあります。神様のなさることは素晴らしいです。でも、最終的な基準は「聖書がなんと言ってるか」で確認する必要があります。

もちろんヤコブは素晴らしい体験を否定したのではありません。体験を与えてくださる神様の御言葉によって「預言者たちのことばもこれと一致していて、次のように書かれています。」と確認しました。


僕らにも予想外の素晴らしい出来事が与えられます。苦しみの中で支えられることもあれば、癒されたり解放されることもあります。「これはすごい体験だ。神様からのものだ。」と思います。

でも、それでも「これはみことばと一致してるだろうか」と確認することはすごく大事です。



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